自宅サウナが住宅設備のスタンダードに?MySaunaが住宅展示場に導入
近年、サウナブームが拡大する中、自宅で手軽にサウナを楽しめる「MySauna」が注目を集めています。東京都渋谷区に本社を置く株式会社MySaunaは、宮城県で注文住宅を手掛ける株式会社あいホームと業務提携し、同社の4店舗にMySaunaを設置。住宅展示場でのサウナ体験を提供することで、集客増加やサウナ付き住宅の需要拡大を目指しています。
住宅展示場でのサウナ体験がもたらす効果
あいホームは、宮城県全域で年間250棟もの注文住宅を建築する大手ハウスメーカーです。同社代表取締役社長の伊藤謙氏は、MySauna導入の背景について、「自宅サウナを身近に体験できる場を作りたかった」と説明します。住宅展示場は、家を建てる予定がない人にとっては敷居が高い場所ですが、サウナ体験を提供することで、新たな顧客層の獲得に成功。来場者の増加だけでなく、銀行や不動産業者などからも注目を集める効果も得られています。また、複数店舗での導入により、宮城県内での口コミ効果も期待できるとしています。
MySaunaの高い品質が選ばれる理由
あいホームがMySaunaを選んだ理由の一つとして、その高い品質が挙げられます。伊藤氏は、他社製品と比較してMySaunaの「足下までの熱さ」「ヒノキの香り」「熱漏れのない気密性」を高く評価。MySaunaは国産ヒノキを使用し、国内工場で製造。品質と価格の両面で優れた製品を提供することで、多くのサウナーから支持を得ています。
サウナ導入による顧客満足度の向上
実際にMySaunaを導入したお客様からは、「家にあることで、施設と違ってサウナに入った後の帰るまでの移動がなくていい。即ベッドダイブができ、快適な睡眠ができる」といった声が寄せられています。サウナ後の移動時間がないことや、ヒノキの香りによるリラックス効果も、顧客満足度向上に大きく貢献しているようです。さらに、Bluetoothスピーカーオプションによる音響体験も好評で、自宅で本格的なサウナ体験を楽しめる点がMySaunaの魅力となっています。
未来へ向けた展望:東北のホームサウナ文化創造
MySauna代表取締役社長の小原錫満氏は、サウナブームが文化へと移り変わっていく中で、あいホームと共に「東北のホームサウナ文化をつくる」という目標を掲げています。高齢化が進む東北において、健康増進に役立つサウナ付き住宅の普及は、社会貢献にも繋がる重要な取り組みと言えるでしょう。あいホームでは、今後、建築する住宅の1割程度にサウナの導入を検討しており、MySaunaは、その実現に向けて強力なパートナーとして貢献していくことを目指しています。
まとめ
MySaunaの住宅展示場導入は、サウナブームと住宅業界のニーズが融合した成功事例と言えるでしょう。高品質な製品と手軽な設置方法、そしてあいホームの顧客への誠実な対応が相まって、新たな市場を創出しています。今後、サウナ付き住宅がさらに普及し、人々の健康と生活の質向上に貢献していくことが期待されます。