鈴与株式会社が実施した250万円の寄付活動
鈴与株式会社(本社:静岡市清水区、代表取締役社長:鈴木健一郎)は、2023年10月21日に「第32回マッチングギフト」として静岡市内の福祉施設やボランティア団体に総額250万円を寄付しました。この活動は、地域の福祉向上を目指し、社員の主体的な参加に基づいて行われています。
マッチングギフトとは?
「マッチングギフト」は、鈴与の有志社員による募金活動です。社員は給与から毎月100円を積み立て、その金額に会社が同額を上乗せし、寄付を行います。この取り組みは、1993年から始まり、故七代与平の社会福祉への思いを受け継いでいます。2025年9月末現在で、1,066名の社員が参加していることからも、その人気が伺えます。
社員参加型の寄付決定プロセス
寄付先の選定にあたっては、社員が申請した各団体の活動内容や寄付金の用途を理解することが重視されています。特に、今年は防災関連物品や災害救援に関する需要が高まっていることから、寄付金がどのように活用されるのかは重要なポイントでした。
鈴与の経営理念である「共生」の精神のもと、社員は地域社会の一員である自覚を持ちながら、今後も積極的に貢献活動に参加していくことを決意しています。
福祉への寄与に感謝する声
静岡市社会福祉協議会会長の三重野隆志様からは、この寄付が地域共生社会実現に向けた一歩であるとの評価が寄せられています。最近の気候変動により、地域での高齢者の孤立や生活の困難が増えている中で、鈴与の活動はまさに支えとなるものです。
一方、鈴与株式会社の代表取締役副社長である西尾忠久は、マッチングギフトが多くの社員の温かい思いの結晶であることを強調し、活動を続けることでさらに賛同の輪を広げたいとしています。社員自身もこの募金活動に参加することで、地域福祉への貢献が実感できるとコメントしており、社員の意識的な関与が助けとなっていることが伺えます。
今後の展望
鈴与株式会社は、今回の寄付を通じて地域福祉に寄与できたことを誇りに思っており、今後もこの活動を継続していく意志を示しています。社員一人ひとりの小さな積み重ねが大きな力となり、地域の皆さんに役立つことを期待しています。鈴与の取り組みは、地域の福祉活動を支える重要な要素となっていくことでしょう。
このように、鈴与株式会社が展開するマッチングギフトは、社員の意欲を促しつつ、地域社会の福祉向上に寄与するいわば「共生の実践」といえる活動です。