九州工業大学とJAIMAが描く未来の研究DX・データ基盤
2023年5月15日、国立大学法人九州工業大学と一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)は、研究DX・データ基盤の発展を目指した包括連携協力協定を締結しました。この協定は、MaiML(Measurement Analysis Instrument Markup Language)の国内外での普及と、その利用による先端研究基盤の刷新を目的としています。
協定の背景と目的
JAIMAは、デジタル社会における分析機器データの共通フォーマット化に取り組んできました。特に「JIS K 0200:2024 計測分析装置の分析データ共通フォーマット」を制定することを目指しており、これにより、データ利用の効率性を向上させることが期待されています。また、国際標準化(ISO規格)を目指した活動も積極的に行い、ISO/TC201/SC3への新規規格提案を通じて、日本発の国際基準作りに貢献しています。
九州工業大学は、これまでの国家プロジェクトにおいて、分析機器データのフォーマット共通化に主導的な役割を果たしてきました。今後はJAIMAと協力し、ISO標準の提案にも取り組むことになります。
具体的な取り組み
本協定に基づき、九州工業大学とJAIMAは、MaiMLを利用した研究DXやデータ基盤構築に向けた多様な取り組みを進めます。具体的には、以下のような活動を含みます。
- - 研究開発と実証実験: 研究情報基盤モデルの開発を進め、AIを活用した科学技術の推進に寄与します。
- - 人材育成: 各種講習会やセミナーを通じて、新しい技術や標準化に関する知識を国内の学術機関や企業に広げます。
- - 情報発信: MaiMLに関連するウェブサイトやJASISのイベントで、最新情報を発信し続けることで、業界全体の理解を深めます。
期待される成果
今回の協定締結を通じて、九州工業大学とJAIMAは、国際標準化を着実に進め、国内の大学や研究機関との連携を強化していきます。これにより、MaiMLを活用した研究DXやデータ基盤の発展が推進されることが期待されるのです。特に、AI for Scienceの利用が、未来の研究に多大な影響を与えることは間違いありません。
この取り組みは、大きな技術革新をもたらし、アカデミアや産業界において新たな可能性を開く鍵となるでしょう。今後の進展に注目が集まります。
団体及び大学の情報
設立: 1960年
代表: 会長 足立 正之
URL:
JAIMA公式サイト
所在地: 福岡県北九州市戸畑区仙水町1番1号
代表: 学長 安永 卓生
URL:
九州工業大学公式サイト
この協定が、未来の研究の景色を一変させることを願っています。