人的資本経営を支援するFuture Visionの新たな一歩
株式会社Future Vision(以下、Future Vision)は、人的資本経営コンソーシアムに新たに参加したことを発表しました。このコンソーシアムは、特に日本企業の人的資本経営を実践し、開示することを目指している組織です。会員数は643社・団体を超え、日々の協力や情報の共有を進めています。
「人的資本経営コンソーシアム」は、2022年8月に設立され、同じく人的資本に考える企業や団体によって構成されています。このコンソーシアムは、人的資本経営を支え、発展させるためのプラットフォームとして機能し、クライアント企業に対してさまざまな支援を提供しています。特に、人的資本の実践事例を共有し、企業間の協力を促すことに重点を置いています。
Future Visionは6月1日に、ISO 30414の審査機関であるHCプロデュース社との顧問契約を締結しました。この国際規格に基づけば、人的資本の分析手法が確立されており、クライアント企業に対して国際水準の支援を提供できます。この知見と人的資本経営コンソーシアムが持つ最新の成功事例や調査結果を組み合わせることで、企業がより良い人的資本管理を実現できるようサポートします。
参画の目的と今後の取り組み
Future Visionがこのコンソーシアムに参加する理由は、ISO 30414に基づいた人的資本に関するコンサルティングにおいて得た知識を生かし、人的資本経営の水準を高めることです。具体的には、コンソーシアムの「実践プログラム」において、これまでの知見を展開し、企業の人材戦略を経営戦略に組み込む手法を体系化することを目指します。将来的には、企業が人的資本経営を実践する際に直面する様々な課題を克服するための支援を行っていく予定です。
Future Visionについて
Future Visionは、2021年4月に設立されたコンサルティングファームで、「持続可能なビジネス戦略の設計」をテーマに活動しています。クライアントには、サステナビリティに関する財務情報の開示や、カーボンニュートラルの推進、ビジネスと人権の問題に関する支援や、リスク分析と機会のスクリーニングによる戦略策定などを提供し、日本企業の持続可能な成長を促進しています。
まとめ
人的資本経営は、企業の発展においてますます重要な要素となりつつあります。Future Visionが人的資本経営コンソーシアムに参加したことにより、より多くの企業がその重要性を認識し、取り組みを進めることが期待されます。今後の活動が注目される中、Future Visionは新たな挑戦を続けていくことでしょう。