低濃度硫化水素測定キャンペーン実施
大津市に拠点を置く岡本電気株式会社は、8月17日から12月20日までの期間限定で、PPBレベルでの低濃度硫化水素測定を無料で行うキャンペーンを発表しました。このキャンペーンは、自社の高性能分析装置「Jerome®」を使って行われ、現場にプロの技術者が訪れて実施されます。
キャンペーンの詳細
- - 受付期間: 8月17日(水)~12月20日(火)
- - 測定方法: 当社の技術者が現場に伺い、「Jerome®」による測定を実施。
- - 測定料: 無料(但し、交通費や宿泊費は大津市からの実費負担が必要です)。
- - 申込方法: 申し込みはコルラインの公式Webサイトから行えます。キャンペーンページ内のフォームに必要情報を記入し送信してください。公式サイトはこちらです。
注意点
- - 測定日は予約状況により調整します。
- - 業務用機材のため、個人利用や一般の方にはお断りさせていただく場合があります。
- - 使用場所や条件を事前に確認し、条件によっては測定が難しい場合もあります。
- - 測定値は風の影響を受けるため、参考値としてお考えください。
硫化水素について
硫化水素は自然に発生する可能性がある有害なガスで、場合によっては私たちの生活環境にも影響を与えることがあります。例えば、人間は0.02ppm以上でその臭いを嗅ぎ取ることができると言われていますが、機器に影響が出るのはもっと低い濃度の3ppb(0.003ppm)からです。このため、硫化水素が発生すると金属を腐食させたり、精密電子機器の故障を引き起こすことで大事故につながる可能性があります。
そこで、硫化水素を発生させないための根本的な対策も重要ですが、発生してしまった硫化水素をどうにか減少させることも同様に重要です。岡本電気が提供する高性能の活性炭や、「コルライン®」という脱硫・脱臭フィルターがその解決策として知られています。
PPBとは?
PPBは「Parts-Per-Billion」の略で、10億分の1を意味します。物質の濃度を示す単位として用いられ、一部のメディアで耳にするPPM(100万分の1)よりもより微細な尺度です。
「Jerome®」分析装置について
このキャンペーンで使用する硫化水素分析装置「Jerome® J605」は、米国のBrookfield社製のもので、低濃度の硫化水素を3ppbから検出することができる高性能な機器です。基準値以下の濃度でも金属や機器に影響を与えないよう、定期的な測定が推奨されています。
「コルライン®」について
「コルライン®」は、岡本電気が独自に開発した脱硫・脱臭フィルターであり、硫化水素を効率的に除去することができます。使用の際、フィルターを通過した硫化水素は、酸化鉄と反応しながら安全に除去される仕組みになっています。長期間にわたって安定した性能を持ち、取り扱いも容易です。
岡本電気株式会社について
岡本電気は1960年に設立し、電気工事事業や脱硫・脱臭フィルターの製造・販売を行っています。代表取締役の岡本茂樹氏が率いるこの会社は、滋賀県大津市粟津町にあるという地域に根ざした企業です。詳しくは
公式サイトを訪れてください。