全国高校ラグビー大会にてAI技術を活用したリモートプロダクションが実証
新たな映像制作の潮流
2025年に開催される「第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会」では、NTT西日本グループが株式会社毎日放送に対して、IOWNオールフォトニクス・ネットワーク(IOWN APN)を利用したリモートプロダクションの実証を行いました。この取り組みは、高度な映像制作技術をデータセンターに集約することで、制作の効率化と映像の品質向上を目指すものです。
リモート制作の効率化
従来、高校ラグビーの中継制作では、中継車を使用するのが一般的でしたが、物理的な設備の配置や維持コストが課題となっていました。IOWN APNの大容量・低遅延特性を活用することで、制作機能をデータセンターに集中化し、より高品質な映像制作を行う環境を整備。実証では、毎日放送本社から遠隔操作を行い、制作システムがスムーズに機能することを確認しました。
技術実証の詳細
今回の実証には、AIスロー映像生成機器とテロップ制作・送出機器が導入されました。これにより、広範な映像処理をデータセンターで行い、高度なテロップ制作も遠隔で実施できる体制が整いました。特に、AIによる映像処理により、リアルタイムでの切り替えがスムーズに行える点が評価されています。
将来に向けた展望
本取り組みの成功により、NTT西日本グループは、技術を活用した放送制作の幅をさらに広げる方針です。特に、次世代のスポーツ中継に向けた新たな取り組みを進め、今後は他の競技やイベントへの展開も検討されています。これにより、映像制作にかかるコストを抑えつつ、高品質で多様なコンテンツを提供できる環境を整えることが期待されています。
お問い合わせ先
本取り組みに関する詳細や技術的な問い合わせについては、NTTビジネスソリューションズ株式会社およびNTTスマートコネクト株式会社の担当者までご連絡ください。技術の進歩と共に、映像制作の未来が変わる瞬間を迎えています。