三菱ふそうとミライト・ワンが手掛ける新サービス
2025年4月より、株式会社ミライト・ワンが三菱ふそうトラック・バス株式会社と提携し、電気小型トラック「eCanter」の法人ユーザー向け充電器メンテナンスサービスを提供開始します。このサービスは、エコな商用車に必要不可欠な充電器のメンテナンスを専門とし、法人向けに特化した内容です。
特徴と利点
ミライト・ワンは、4千基を超えるEV充電器の施工実績を誇る企業として、充電器のメンテナンスにおける豊富な経験と技術を基に、高品質なサービスを提供します。この新サービスは、ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジアによる「FUSOグリーンリース」の付帯サービスとして展開されるため、法人ユーザーが安心して利用できる充電インフラを構築できます。
本サービスの大きな魅力は、一般的な充電器メンテナンスで発生するコストを最小限に抑えつつ、実用的な料金プランを提供する点です。故障対応は状況に応じた料金制度を採用しており、実際の使用状況に基づいた料金支払いを可能にしています。これにより、余計なコストをかけずに最適なサービスを受けられるメリットがあります。
EV充電器の重要性
EVトラックは、近年の商用車業界で注目を浴びており、その導入には充電器の設置が不可欠です。多くの法人が自社の営業所にこの充電器を設置していますが、導入が進む一方でメンテナンスサービスの市場はまだ発展途上にあります。eCanter利用者にとって、充電器のメンテナンスが特に重要であることから、このサービスの提供が決定されました。
さらに、三菱ふそうが提供する「充電器・充電器設置サービス」との連携により、ユーザーは充電器の導入からメンテナンスまでを一貫してFUSOグリーンリースを通じて享受できます。
市場の動向
経済産業省が2030年までに30万口のEV充電設備設置を目指す中で、EV充電器に対するニーズは急速に高まると予想されています。このような背景の中、ミライト・ワンは充電器の施工実績に加え、全国的なテクニカルサポートネットワークを駆使して、保守業務を行っていく方針です。今後も急増する充電器の保守や点検ニーズに対応するため、さらなるサービスの充実を図ります。
株式会社ミライト・ワンの紹介
株式会社ミライト・ワンは、1946年創業以来、約80年にわたり通信やエネルギー、交通インフラなどの分野で社会貢献をしてきた企業です。新たな技術と挑戦を通じて、持続可能な社会の実現を目指しており、地域や企業のDX化にも注力しています。今後も「技術と挑戦でワクワクする未来を共創する」という理念のもと、新たな価値創造を追求していくでしょう。