台湾発の靴下ブランド「+10・テンモア」と日本の「JUBILEE」がコラボ
台湾の靴下ブランド「+10・テンモア」と日本のテキスタイルブランド「JUBILEE」が手を組み、新たなデザインを生み出しました。このコラボレーションは、言語や文化の違いを超え、共通のテーマである「オノマトペ」に注目しています。
オノマトペの表現力
両ブランドは、日本語と台湾語のオノマトペについての対話を行い、その魅力に目を向けました。この過程で、「ちょっぴりあなたに似ていて、ちょっぴり私にも似ている」という感覚を共有しました。具体的には、日本語「べろんべろん」と台湾語「馬西馬西」など、似たような状況を表現する言葉が存在することに気づきました。天候の表現にも違いがあり、大雨を表す台湾語「颯颯」は、日本語の「小雨」という印象を持ち、言語の繊細さが伺えます。
このように、オノマトペは微細な情感を伝える力があります。その結果、ここのテーマ「イシンデンシン」もこの対話から生まれました。
製品アイテム
「+10・テンモア」と「JUBILEE」は、オノマトペにインスパイアされたテキスタイルやソックスのラインアップを展開しています。3種類のテキスタイルが各2色で展開され、計6パターンが揃っています。これらは日本の捺染工場で染め上げられ、台湾で製造された靴下とともに販売されています。
コラボレーションムービー
さらに、「イシンデンシン」シリーズでは、日台のクリエイターたちとのコラボレーションが実現しました。台湾の舞踏家・胡鑑が登場する3本のコンセプトフィルムが制作され、独自のアートな視点でオノマトペを表現しています。これらのムービーは、撮影後に日本に持ち帰られ現像、デジタル化されています。音楽は日本のユニット「テニスコーツ」が担当し、両文化の融合を見事に具現化しています。
フィルム一覧
- - 『za za布地112幅|sa² sa²1:1襪』
- - 『khih⁸ khih⁸ khauh⁸ khauh⁸布地112幅|haffu haffu1:1襪』
- - 『beron beron布地112幅|ma² se¹ ma² se¹1:1襪』
ブランド紹介
「+10・テンモア」は2012年に設立され、自分の中心に広がる世界観を大事にした靴下ブランドです。設立から10年を迎え、今では靴下にとどまらず、様々なコラボレーションに挑戦しています。
一方、「JUBILEE」は2008年に立ち上がり、デザイン的な創造性を追求し、プリントデザインから生まれる製品を展開してきました。両ブランドは共通の理念のもと、互いの美意識を交えて新しい展開を図っています。
今後も「+10・テンモア」と「JUBILEE」のコラボレーションには注目です。日台の文化が交差するシーンが楽しみですね。
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詳細については、公式サイトやSNSを通じて確認可能です。
これからのクリエイティブな活動を応援しつつ、新たな製品の登場を楽しみにしています。