伴走型支援で人事不在を乗り越えた東阪企画
新卒採用が難航していた株式会社東阪企画が、自社の採用体制を安定させるために株式会社アールナインの支援を受け、成功を収めた事例についてお伝えします。アールナインによる「スカウト代行」と「初回面談代行」のサービスが如何にして同社の採用活動を変革したのか、その背景に迫ります。
背景
株式会社東阪企画は、主にテレビ業界で活動する企業です。彼らの社内は制作部がfunctionしている一方で、人事部が存在しない非常にユニークな体制が取られていました。このため、採用活動が一時的に停止していたこともあり、社内にはほとんど採用に関する知見が不足している状態でした。彼らは、現場力のある若手を求めて新卒採用を再開しましたが、担当者がひとりで制作業務と兼任しているため、十分な工数を確保することができないという課題を抱えていました。
その後、社内で採用チームが編成されたものの、全員が他の業務を兼務しているため、採用活動は思うようには進まず、「学生に寄り添う」ことができそうな支援を求め、アールナインに連絡を取ることになりました。
アールナインの採用代行(RPO)サービス
アールナインは、1,500名以上の採用プロフェッショナルから最適なチームを編成し、採用活動の戦略から実務を包括的に支援するサービスを提供しています。新卒採用および中途採用を問わず、800社以上の企業のサポート実績があり、大手企業への支援も多く行っています。
このようなプロフェッショナルな支援体制が、東阪企画の新卒採用活動に活かされることになります。
導入支援内容
アールナインが東阪企画に提供した支援は主に「スカウト代行」と「初回面談代行」に集約されます。スカウト代行では、テレビ業界特有のニーズを考慮し、東阪企画に最適なスカウトターゲットを採用担当者と共に整理しました。2018年当時、スカウトメールを用いた採用手法はあまり普及していなかった時期でしたが、アールナインはこれを提案し、求める人物像に合った母集団形成を実現しました。
さらに、初回面談代行にも注目。学生との関係をより強化するために、集団面談から個別面談へとスタイルを変更し、評価シートも設けることで、評価の均一性を確保する仕組み作りも行いました。
取り組みの成果
7年間の伴走型支援のおかげで、株式会社東阪企画は安定した採用体制を築くことに成功しました。彼らは今や「採用は現場が片手間で行うもの」ではなくなり、アールナインの助けを借りて真剣に採用に向き合う社風を育んでいます。
この企業の採用ご担当者は、アールナインの支援スタンスが「これが正解だからその通りにやってください」というものではなく、現場の事情を踏まえつつ共に考えてくれる姿勢に感銘を受けたと話しています。「この会社なら一緒にやれそう」という感覚が彼らの決断を後押ししました。
現在、学生たちがどのような会社に関心を持つかを理解することも重要です。特にテレビ業界のような変化の激しい場所では、外部と内部の力をうまく組み合わせることが求められています。
結論
今回の事例は、東阪企画が人事部を持たない環境でもアールナインの丁寧なサポートによって新卒採用活動を成功させた実績です。彼らのように、採用活動に苦慮する企業にとって、アールナインの「伴走型支援」は新たな選択肢となるでしょう。
会社情報
株式会社アールナイン
- - 設立: 2009年7月10日
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門2丁目6-1虎ノ門ヒルズステーションタワー35F
- - 事業内容: 採用コンサルティング、採用実務アウトソーシング、社外面談代行、教育研修など。