物流センター強化
2025-03-12 17:05:47

阪急阪神エクスプレス、メキシコにおける物流センターを強化

阪急阪神エクスプレスがメキシコでの物流事業を強化



阪急阪神エクスプレス(以下、阪急阪神)は、日本国内だけでなく海外市場でも着実にビジネスを拡大しています。特に、2025年3月にはメキシコのバヒオ営業所において同社の物流事業が大きく強化されることとなりました。この動きには、自社のロジスティクスの改善と顧客サービスの向上を狙った戦略が背景にあります。

増床による拡張戦略



メキシコシティに本社を持つ阪急阪神エクスプレスのメキシコ法人、HANKYU HANSHIN EXPRESS MEXICO S.A. DE C.V.は、3月1日から新たにバヒオ営業所内で倉庫を増床することを決定しました。この新たなスペースは、既存の倉庫と同じ棟内で隣接しており、倉庫面積は約3倍に拡大します。これにより、東京からメキシコに向けた物流がさらにスムーズになることが期待されています。

立地の優位性



増設された倉庫は、グアナファト州プエルトインテリオール工業団地に位置しており、自動車産業が活発なメキシコ中央高原エリアの中心にあります。イラプアト市やサラマンカ市に車で約1時間、セラヤ市までも1時間半ほどの距離で、隣接するケレタロ州やアグアスカリエンテス州、サンルイスポトシ州とのアクセスも良好です。この地理的な利点を活かして、より効率的な物流とサプライチェーンの構築を進めます。

中長期の成長に向けて



メキシコにおける自動車生産は、2024年に過去最高を上回る生産量が見込まれており、今後の成長が期待されています。そのため、阪急阪神も現地に常駐する4名のスタッフを配し、倉庫業務に必要な人材も確保しています。倉庫業務では、入庫から保管、ラベル貼付、出庫、配送、在庫管理までを含む3PL(サードパーティーロジスティクス)業務を中心に展開し、迅速かつ高品質なサービスを提供中です。

サービスの拡充と未来への展望



今後は顧客のニーズに合わせたサービスの拡充を図り、倉庫面積のさらなる拡張や高付加価値の認証取得を目指して事業活動を進めます。阪急阪神は、高品質な国際輸送サービスの提供に加え、最適なロジスティクスのプロデュースにも力を注いでいく方針です。国内外の倉庫の機能強化を図り、さらなる成長を目指す阪急阪神エクスプレス。その展開に目が離せません。

詳しい情報は、阪急阪神エクスプレスの公式サイトおよびリリースページを参照してください。


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会社情報

会社名
株式会社阪急阪神エクスプレス
住所
電話番号

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