「COMMONS PAL」β版 リリース
2023年9月25日、株式会社日本法務システム研究所は、弁護士向けの契約書作成サポートWEBサービス「COMMONS PAL」のβ版をリリースしました。このサービスは、クラウド上で契約書を作成し、カスタマイズして保存できるという新たな機能を提供します。
代表取締役CEOの堀口圭氏は、外資系の大手ローファームに勤務する現役の弁護士であり、2018年に日本法務システム研究所を設立しました。彼は、弁護士業務が直面する根本的な課題を解決するため、わずか3ヶ月という短期間で「COMMONS PAL」を開発しました。これは、エンジニアチームと協力しながら作り上げた成果です。
契約書のパーツライブラリー
「COMMONS PAL」の最大の特長は、契約書の各パーツをライブラリーとして保存できる点です。従来、契約書のノウハウは各弁護士に依存していましたが、この新しいアプローチにより、法律事務所内での情報共有が可能になりました。弁護士たちは、自らの経験をパーツライブラリーに追加することで、他の弁護士とノウハウを共有し合うことができます。これにより、弁護士業務の質が向上し、より良いサービスをクライアントに提供できるようになるでしょう。
市場への期待
弁護士向けサービスは市場に少ないため、「COMMONS PAL」の普及により、弁護士業界全体の業務改善が期待されています。特に、忙しい日常業務の中で効率的に契約書を作成できる手段が求められている今、このサービスは非常に有用です。具体的には、契約書作成時の手間を減少させ、クライアントへの迅速な対応を可能にすることが目指されています。
まとめ
弁護士業界の新たな変革を予感させる「COMMONS PAL」。契約書作成の効率を高めるだけでなく、法律問題全般に対するアプローチをも変える可能性を秘めています。今後、このサービスがどのように成長し、業界全体に影響を及ぼすか、注目されるところです。
【株式会社日本法務システム研究所】
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担当 : 大川
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