子どもたちを笑顔に！待望の絵本シリーズ最新作『びっクリスマスでなんでやねん』

子どもたちに笑顔を届ける『びっクリスマスでなんでやねん』

6月26日、世界文化社から待望の絵本『びっクリスマスでなんでやねん』が発売されました。この作品は、「なんでやねん」シリーズの第6作目で、著者は文を書いた鈴木翼さんと絵を描いたあおきひろえさんです。これまでのシリーズ同様、ユーモアと夢が溢れる物語が展開されています。

物語の内容

今作の主役は、アロハシャツを着たユニークなサンタさん。クリスマスのはずが、いきなり七夕飾りが登場し、子どもたちの心をつかんで離しません。サンタさんは迷子になり、トナカイが彼を探しに来るというハプニングも発生。お腹が空いたサンタさんは、なんと流し素麺を作ろうとします。思わず笑ってしまう展開の数々が魅力的です。

この物語では、異なる季節の要素が組み合わさり、それが子どもたちの新たな想像力をかきたてます。決して単なるクリスマスの物語ではなく、いろんな要素の詰まった夢のある冒険が繰り広げられます。

著者について

特に注目すべきは、著者鈴木翼さんの経歴です。彼は保育園や子育て支援センターで勤務したのち、あそび歌作家へと転身。親子コンサートや保育者向けの講演会を行い、子どもたちとその保育者に向けた親しみやすい作品を作り続けています。「なんでやねん」シリーズだけでなく、「おばけマンション」シリーズや『だいじょうぶ？ズコッ』など、彼の著作は多岐にわたります。

一方、絵を担当するあおきひろえさんは、緻密でファンタジックな画風が特徴です。彼のデビュー作『パパとぼく』を皮切りに、『シバ犬のチャイ』や『ききみみトーマス』など、数多くの作品を世に送り出しています。彼自身、落語が大好きで、自宅を寄席「ツギハギ荘」にするほど熱心なファンです。