新しいファッション広告の形を追求する「CREATIVE SESSION」始動

株式会社博報堂Gravityと株式会社博報堂キャビンが、ファッション広告の新しい可能性を探求するために、「CREATIVE SESSION」を発足しました。このプロジェクトチームは、両社がこれまで培ったファッションブランドのコミュニケーションノウハウを活かし、圧倒的なクリエイティビティでブランドの世界観を構築します。

ファッション広告の変遷

過去、ファッション広告はブランド価値を伝える重要な役割を持っていました。しかし、SNSの普及により、情報の取得が容易になった現代において、その役割は変化を迎えています。商品の情報を効率的に伝達することが求められる一方で、広告は本来のクリエイティビティを失ってしまうのではないかという懸念があります。

今日においても、ファッションは生活者にとって自己表現の一手段であり、ブランドの質やデザインに対する評価は高まっています。そこで「CREATIVE SESSION」は、単に商品の宣伝にとどまらず、ブランドのストーリーや思想をしっかりと伝え、生活者に共感を呼ぶ広告を目指します。

CREATIVE SESSION の強み

このプロジェクトチームには、博報堂Gravityからのクリエイティブディレクター、宝蔵寺亮氏と、博報堂キャビンからの多才なメンバーが参加しています。各々がこれまでに手がけてきた広告キャンペーンやプロジェクトは、全てファッション広告に新しい息吹をもたらすものです。

- 宝蔵寺亮氏は、CartierやChampionなど多くのブランドでトータルクリエイティブディレクションを行い、ファッション広告の核心を理解しています。

- 野澤幸司氏は広告制作経験を活かし、「妄想国語辞典」の著者でもあり、クリエイティブなコピーライティングに定評があります。

- 原野賢太郎氏は、ブランディングやアートディレクションで数々の賞を受賞しており、これまで手がけた作品は高評価を得ています。

- 北原聡一郎氏は、グラフィックデザインの視点で広告クリエイティブやブランド作りに携わり、さまざまな分野で活躍しています。

目指すべき未来

「CREATIVE SESSION」は、ブランドのメッセージを視覚的に強調し、心に響く広告を生み出すことを目指しています。新たな洋服に袖を通す際のわくわくする気持ちを、ファッション広告を通じて共有し、人々の生きる力になるようなプロジェクトを展開していきます。

今後は、コミュニケーション設計やクリエイティブ制作、グラフィックデザインに加え、ムービー制作やプロダクトデザイン、ショップデザインなど、幅広い業務を行いながら、ファッションブランドの価値向上に寄与していく予定です。

まとめ

「CREATIVE SESSION」が新たに発表したプロジェクトは、ファッション広告の新しいシンフォニーを生み出すことを目指しています。多様なクリエイティブプロフェッショナルが集結し、共鳴することで生まれる新しい価値に、今後の多くの期待が寄せられています。ファッションの力で、時代のトレンドに彩りを添える広告をぜひご期待ください。