金継ぎの器選び
2023-04-01 10:00:02

金継ぎを身近に。新しい器選びのスタンダードを目指す取り組み

金継ぎを身近にする新しい提案



陶磁器の文化が深く根付いている日本において、もはや金継ぎは特別な修理手法に留まらず、日常生活に溶け込んだ美の形として注目されています。この金継ぎの魅力を、私たちはもっと広めるべきだと考えています。それは、大切にしていた器が割れてしまうという悲しい瞬間から始まるのではなく、最初から金継ぎされた器を選ぶことが当たり前になる世の中を目指すことです。

金継ぎの魅力



金継ぎは、壊れた器を美しく蘇らせる技術として広く知られていますが、実はそれだけではありません。割れや欠けが偶然生み出した美を、漆でつなぎ合わせることで、アート作品へと昇華するプロセスは、私たちに深い感動を与えます。この新たな視点が、器選びで金継ぎを選択肢に加える理由なのです。

継皿の魅力



KISSAKOが提案する「継皿」は、陶芸作家や窯元から譲り受けたデッドストックや、蚤の市で選ばれたアンティーク品を自ら割り、金継ぎによって生まれ変わった器です。この継皿は、単なる修理を超え、欠けや割れを美しさとして再表現したクリエイティブな作品です。例えば、漆でつなぎ合わせた跡は模様となり、その器を一層魅力的に見せます。

KISSAKOの取り組み



2020年に設立されたKISSAKOは、9色展開のカラフルな漆のお箸「色箸(IROBASHI)」や、デッドストックの陶磁器を金継ぎでリメイクした「継皿(TSUGI-SARA)」を提供しています。KISSAKOでは、割れた器の金継ぎ修理も受け付けており、持ち主が大切にしてきた器が再び美しく生まれ変わる手助けをしています。資材の選定からデザイン、製作に至るまで、すべてのプロセスに心を込め、「金継ぎ」に新しい価値を見出しています。

KISSAKOの作家: 間瀬春日



KISSAKOの中心となる作家、間瀬春日は1998年生まれ、神奈川県出身です。金沢美術工芸大学で漆木工を学び、現在は東京芸術大学で文化財保存学を専攻しています。彼女の作品は、金継ぎに対する情熱と独自の視点を持ち合わせ、見る者に新たな感動を与えます。

「April Dream」の取り組み



「April Dream」は、4月1日に企業が叶えたい夢を発信するPR TIMESのプロジェクトです。この活動を通じて、私たちの目指す「金継ぎを選ぶことが当たり前になる世の中」を実現するために、あなたの力を貸していただけると嬉しいです。私たちは、この夢の実現に向けて全力で取り組んでいます。

今こそ、金継ぎの魅力を多くの人々に届けるチャンスです。あなたも、器選びで金継ぎを選んでみませんか。

会社情報

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KISSAKO
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