中国SNS「RED」における日本商品人気の急増
中国のSNS「RED」(小紅書)では、日本の商品への関心が急速に高まりつつあります。アライドアーキテクツ株式会社が行った調査によれば、特に食品や美容に関連する日本商品が注目されており、これに関する検索や投稿数が増加していることが分かりました。各種データをもとに、このトレンドの背景や影響を詳しく見ていきましょう。
調査概要
今回の調査は、RED上での日本商品に関連するデータを対象とし、2025年3月から2026年2月までの期間を分析しました。使用した分析ツールはNewrankであり、主に食品と美容ジャンルに焦点を当てました。結果、特定のキーワードにおいて検索指数や投稿数が大幅に増加し、一部のキーワードでは前回の期間と比較して2倍以上となる傾向が確認されました。
主な調査結果
1. 検索指数・投稿数の増加
特に注目すべきは、いくつかの関連キーワードに関する検索指数と投稿数の顕著な増加です。たとえば、「日本染发剂」(日本ヘアカラー剤)や「日本美妆杂志」(日本コスメ雑誌)などが挙げられ、検索指数がそれぞれ約1.21倍や約2.60倍に達しました。また、「日本零食」(日本お菓子)も、投稿数が約21%増加し、総合的に見て関心が高まっていることが表れています。
一部のキーワード、特に「日本日焼け止め」では、その検索指数が約2.88倍へと急上昇しており、季節的な要因も考えられます。これはユーザーが情報を積極的に探し、購入を検討している動きがあらわれています。
2. 高エンゲージメントの投稿
エンゲージメントの高い投稿を分析すると、明確な投稿パターンが見つかりました。
- - レビュー・効果実感型: ユーザーが実際に使用した商品の効果を具体的に共有。ビフォーアフター効果の紹介も多く、購買決定を後押しします。
- - ランキング・まとめ型: おすすめリストや買うべき商品を提示し、比較をしやすくしている投稿。
- - 使用方法・テクニック型: 商品の使用法や機能性を説明し、質問が多く寄せられる投稿。
これらの投稿は、それぞれ独自の役割を果たし、特に美容ジャンルでは実際の効果を示す内容が重視されていることが分かります。
3. 発信者の特長
日本商品に関するエンゲージメントの高い発信者の特徴は、主に4つのパターンに分類されます。レビュー掲載を中心とする発信者は消費者の購入意欲に影響を与え、比較情報を持った発信者は購買の検討に寄与しています。さらに日本独自の体験を届ける投稿や、トレンド情報を発信する投稿も多く、高い拡散力を誇ります。
総括
RED上の検索データ分析からは、日本商品への関心が明らかに上昇しています。特にレビューやランキング形式の投稿が購買検討を促進する要因となっており、SNSが商品認知から比較・検討までの重要なプラットフォームになっていることが分かります。
セミナーのご案内
3月27日(金)には、中国SNS・ECモールを基盤とした越境EC戦略に関するセミナーを開催予定です。中国の市場での成功を目指す企業にとって、見逃せない情報が得られる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
詳しい内容やお申し込みは
こちらよりご覧いただけます。