株式会社ラキールは、開発統括本部基盤開発ユニット長の李斗豪氏が「Japan CxO Award 2025」のオーディエンス部門でファイナリストに選出されたことを発表しました。このアワードは、日本における次世代リーダーを選定する権威ある賞であり、業界のリーダーや専門家からの評価が反映されています。2025年12月8日に開催される表彰式には、各部門のファイナリストが集まる予定です。
オーディエンス部門は、個々の実績に留まらず、多くの支持者からの票やコメントによって選出されるため、非常に競争の激しい部門です。李氏の選出は、彼のリーダーシップや専門知識に加え、社内外からの厚い支持によるものです。特に、彼の背景にあるデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが高く評価されています。
李斗豪氏は2003年にSI業界にキャリアをスタートさせ、多岐にわたるプロジェクトで技術的なスキルを磨いてきました。特に2015年からは製品開発に焦点を当て、標準化とフレームワークの構築を推進。現職のラキールでは、クラウド型アプリケーション開発の基盤を統括し、古いシステムからの脱却を目指して多くのチャレンジを行っています。
彼が手掛ける「LaKeel DX」は、日本発のクラウド型システム開発・運用基盤として注目されています。このプラットフォームは、機能を「部品」として開発し、それを組み合わせることで効率的なシステム構築を実現できます。この方法により、常に最新の技術を取り入れられるため、従来のリプレイス作業が不要になります。また、このアプローチにより、持続可能なソフトウェアの実現も可能となります。
「LaKeel DX」の特許技術は、従来のスクラッチ開発とパッケージ製品の両方の利点を併せ持ち、企業が直面するIT課題に対処するための柔軟性と効率性を提供します。これによって、たゆまぬ成長と革新が可能になります。
「Japan CxO Award」の受賞者は、社会に大きな影響を与えるリーダーを顕彰するものであり、評価基準として事業の成長やイノベーション、リーダーシップ能力が考慮されています。李斗豪氏の選出は、彼自身だけでなく、ラキールが掲げるDX推進に対する真摯な姿勢を象徴しており、今後のビジネス界にも大きな影響を与えるでしょう。
ラキールは2005年に設立され、2012年に「LaKeel」シリーズの提供を開始しました。現在、同社は先進的なアーキテクチャと深いビジネス理解を基に、15種類以上のプロダクトを展開し続けています。東京証券取引所に上場し、健康経営優良法人にも認定されています。これからも、ラキールが持つ技術力やリーダーシップが注目されるシーンが増えること間違いありません。