本と未来をつなぐ
2024-11-28 13:18:23

古本を売って子どもたちに本を届けるチャリティプロジェクト

本を売って子どもたちに笑顔を届ける「ブックギフト月間」



長野県上田市の株式会社バリューブックスは、古本の買取と販売を通じて、地域社会に貢献するユニークな取り組みを展開しています。その名も「ブックギフト月間」。2024年12月1日から31日までの期間中、同社の買取申込を行ったすべてのお客さまからの査定金額の10%が、子どもたちに本を届けるための活動に寄付されるのです。

このプロジェクトは、2009年に始まった「ブックギフト」活動に端を発します。本を必要とする子どもたちに、古紙回収に回るはずだった本を活用して届けることを目的とし、経済的な理由や地域の書店不足など、さまざまな理解を深めることから始まりました。15年以上の活動を通じて、バリューブックスは子どもたちの読書への関心を育むことの重要性に気づき、さらに取り組みを拡大させることとなったのです。

目標は12,000冊の本の寄贈



2024年には「ブックギフト」プロジェクト全体で、全国の子どもたちに約9,000冊の本を届けることに成功しました。来年の目標は12,000冊。より多くの子どもたちに読書の喜びを広め、経済的な格差を少しでも埋めることを目指しています。

「ブックギフト月間」の参加は簡単!期間中に買取を申し込むだけで、自動的にプロジェクトに参加できます。通常通りの査定金額を全額お客さまにお支払いし、バリューブックスが10%を活動費に充てるのです。このシステムにより、買取に協力することで参加者は子どもたちに本を贈る一翼を担うことができるのです。

参加者の体験と声



子どもたちが本をもらった際の嬉しそうな反応は、参加者にとっても心温まる瞬間です。ある親は、受け取った絵本を嬉しそうに手にする子どもの姿に感動し、「毎日何度も読み返しています」と語りました。別の参加者は、息子の誕生日に本が届いたことが特別な思い出になったとふり返ります。「こんなに素敵なプレゼント本当にありがとうございます」との声も多く寄せられています。

バリューブックスの使命



株式会社バリューブックスは、古書を通じて「人々が本を自由に読み、学び、楽しむ環境を整える」ことを任務に掲げています。バリューブックスにとって、本は単なる商品ではなく、子どもたちの未来をつなぐ大切な資源です。

古書の宅配買取やオンラインでの販売のほか、実店舗の運営や移動式書店、寄付事業、出版活動など、多様な取り組みを通じて、よりよい本の循環を目指しています。このような企業の社会的責任を果たす姿勢は、多くの人々に感動を与え、地域への貢献として大きな意味を持つことでしょう。

「ブックギフト月間」を通じて、バリューブックスはこれからも子どもたちに読書の楽しさを届け、より良い社会を築くための一助を担っていくことでしょう。

詳細情報は以下の特設サイトをご覧ください。
ブックギフト月間特設サイト


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社バリューブックス
住所
長野県上田市上田原680-17
電話番号
0120-826-299

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。