こっそり畑プロジェクト5周年記念イベントの様子と反響レポート

こっそり畑プロジェクト5周年記念イベント

2023年7月5日と6日に、島根県に位置するこっそり畑プロジェクトが5周年を迎えたことを記念して特別なイベントが開催されました。このイベントは、学内にある「おはなしレストラン」とのコラボレーションで、児童絵本専門図書館の中に特製の絵本棚が設置されるというユニークな取り組みです。

絵本棚の誕生

この特別な絵本棚は、島根県内の6名の高校生と島根県立大学短期大学部の5名の学生によって作成されました。棚は実際の畑をイメージして作られており、きゅうり畑、土の畑、スイカ畑、野菜収穫後の棚という4種類が用意されています。これらの棚は、訪れる親子が楽しく絵本を選べるように配慮されています。

作業を進める中で、初対面の高校生と短大生はお互いに助け合い、自然と仲良くなっていきました。絵本棚が完成する頃には、彼らの絆は深まっていました。共同作業を通して、異なるバックグラウンドを持つ学生同士が、一つの目的に向かって協力し合う姿はとても感動的です。

絵本の収穫

絵本棚が設置された後、早速多くの親子が来館し、興味津々で棚から絵本を選び始めました。土から飛び出た絵本には、どんな楽しい物語が詰まっているのでしょうか。親子での読書体験が、子供たちの想像力を育む場となっているようです。

このイベントを通じて、子供たちが本と触れ合う機会が増え、リテラシーの向上にも寄与できることが期待されています。また、地域の高校生と大学生が協力し合うことで、コミュニティが一体となる素晴らしい姿勢が見受けられました。

参加者の反応

来館した親子からは、「絵本を選ぶのが楽しみ！」や「子供が喜んでいる姿が見れて嬉しい」との声がたくさん聞かれました。親子一緒に絵本を選ぶという体験は、単なる読書を超えた、特別な思い出として心に残ることでしょう。

こっそり畑プロジェクトの5周年は、こうしたコミュニティのつながりを感じられる貴重な機会となりました。今後もこうしたイベントが続けられることを期待しています。