坂本龍一の音楽世界がスクリーンに
坂本龍一のトリオ公演『Trio Tour 2012』が、2026年3月27日に劇場公開されることが決定しました。本作は、坂本がジャケス・モレレンバウム(チェロ)、ジュディ・カン(ヴァイオリン)と共に2012年12月19日に東京・赤坂 ACT シアターで行った公演の模様を収録しています。
音楽の魅力を伝える特別料金制度
公開にあたり、中学生以下を対象にした特別料金「Kizuna Price|キズナプライス」が発表されました。この取り組みは、次世代の子どもたちに芸術に触れる機会を提供することを目的としています。特に、公開日が東日本大震災から15年という節目の年になることから、深い意義を持つ公演となります。
「Kizuna Price」による入場料金は900円。これにより、より多くの子どもたちが坂本龍一の音楽に触れられるチャンスが広がることを願っています。
映画の内容と楽曲
『Trio Tour 2012』では、坂本の名曲「キャスタリア」や「戦場のメリークリスマス」、さらには新曲「Shizen no Koe」まで多彩な楽曲が披露される予定です。特に、予告映像では「Parolibre」や「戦場のメリークリスマス」の演奏シーンが紹介され、静けさの中に張り詰めた緊張感を感じる映像が印象的です。
また、追加で解禁された場面カットには、演奏者の息遣いが伝わる近いアングルや、真上から捉えた視点、新たな光の演出が施されたカットが含まれており、特別な一夜の空気感を視覚的に楽しむことができます。
芸術の力を次世代へ
今回の映画は、坂本自身が「Kizuna World」というチャリティ曲を通じて、東北地区への支援を表現したものでもあります。この楽曲は、坂本を含むアーティストが参加したプロジェクト「kizunaworld.org」から生まれたもので、音楽を通じて人々を繋げる力を持っています。
坂本龍一は、「自分たちの脆弱さにも関わらずしたたかに生き抜いてきた感性と技術と、助け合いの“絆”を取り戻したい」という思いを語っています。
公開情報
映画『Ryuichi Sakamoto | Trio Tour 2012』は3月27日から、109シネマズプレミアム新宿やBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下を含む劇場で順次公開される予定です。詳細な情報や「Kizuna Price」については、公式ウェブサイトをチェックしてください。
- - 公開日: 2026年3月27日(金)
- - 上映時間: 105分
- - 音声: 5.1ch
- - 製作・配給: WOWOW
この映画を通じて、坂本龍一の音楽が次世代に受け継がれていくことを願っています。