新たなキャリア探求をサポートする『やりたいこと』の地図
2026年4月5日、ライフコーチの兼若勇基氏による初の著書『人生のモヤモヤから解放される!「やりたいこと」の地図』が出版される。この書籍は、現在、キャリアに悩む20代から30代の若者に向けて、実践的な方法を提供するものである。大きなテーマとして「やりたいことが見つからない」という悩みに切り込み、思考の障害としての「ゴミ」を取り除くことに焦点を当てている。
なぜこの書籍が必要なのか?
米ギャラップ社が発表した2024年のデータによると、日本で仕事に対する熱意を持つ人はわずか6%で、これは139カ国中最低の数値だ。さらに、積極的に組織の足を引っ張る従業員が24%を占め、その結果、年間86兆円を超える経済損失が生じているという。このような状況を踏まえた上で、著者は「やりたいことが見つからない」という悩みを個人の問題として捉えるのではなく、社会の構造がもたらす問題だと指摘した。
新入社員の意識調査では、「定年まで同じ会社で働きたい」と考える新入社員の割合が過去最低の28.3%となり、53.5%が転職や独立を考えている。つまり、若い世代は将来に対する不安を抱えているのだ。このような背景を受けて、本書では具体的な解決策を提示している。
書籍の内容
本書の最大の特徴は、キャリア形成のための「7日間のワーク」を用意していることだ。著者は従来の自己分析のアプローチに疑問を呈し、「思考のゴミ」を取り除くことが重要だと強調している。なぜなら、多くの人が思いつく「やりたいこと」は、親や社会からの価値観や義務感によって歪められている場合が多いためだ。
「思考のゴミ」を除去する7日間の計画
- - Day1: 過去の経験を振り返り、無意識のパターンを探る。
- - Day2: 夢中になった経験から純粋な欲求を引き出す。
- - Day3: 思考のゴミの正体を見極め、それを取り除く。
- - Day4: 心理学的手法を用いて感情を解放する。
- - Day5: 発見した欲求を元に多様な選択肢を生み出す。
- - Day6: 本当に達成したい目標を設定する。
- - Day7: 具体的なアクションプランを作成し、一歩を踏み出す。
著者はAdler心理学やポジティブ心理学、認知科学といった理論をもとに、このワークを設計している。本書は、自分自身を変えるための実践的なガイドだ。
著者の背景
兼若勇基氏は、大阪大学大学院で工学を修了後、世界を旅しながら自己分析を試みたものの、なかなか答えが出なかった。その後、戦略コンサルタントとして働いていたが、4ヶ月で解雇され、再度自分のキャリアについて考えることになる。この経験から、求めるものを見つけるための方法自体が間違っていたと気づく。
現在、彼は株式会社Mission Fullを設立し、1,500人以上のクライアントに対しコーチングを提供している。
地図旅プロジェクト
著者は書籍発売後に「地図旅プロジェクト」と名付けた全国100箇所の訪問を予定している。この活動を通じて、多くの20代・30代に対して書籍の配布や講演を行う計画だ。具体的な日程や訪問先については、SNSや公式サイトで随時発信される予定である。
書籍の詳細
- - 書名: 人生のモヤモヤから解放される!「やりたいこと」の地図
- - 著者: 兼若勇基
- - 出版社: SBクリエイティブ
- - 発売日: 2026年4月5日
この書籍はキャリアに悩む人々にとって、道標となる一冊となるだろう。