近年において、デジタルインフラの重要性が急速に高まっていることから、データセンターへの需要が増加している。こうした中、みちびき株式会社と株式会社昭電は、空室となった倉庫や老朽化した工場などの既存の施設をデータセンターに転用する新しいプロダクト『パネルグリットデータセンター(MICHIBIKIDC_パネルタイプ)』の実現に向けた共同開発業務協定を締結した。
共同開発の背景
デジタル社会の進展に伴い、データの蓄積や処理を行うデータセンターはますます重要な役割を果たしている。しかし、新たにデータセンターを建設するためには、膨大なコストと時間がかかるのも事実である。そこで、みちびきと昭電は、遊休不動産を活用するという視点から、既存施設の転用に着目した。これにより、建設に伴う環境負荷を軽減し、持続可能な社会づくりに寄与することを目指している。
みちびき株式会社の強み
みちびきは、データセンターの開発において独自のモジュール構造技術を活用し、高度なプランニングを行う能力に定評がある。また、施設のデジタルインフラへの転用実績も豊富で、この開発の核を担う役割を果たす。具体的には、パネルグリットという新しいコンセプトのもと、データセンターの基盤となる技術の提供を行う。
株式会社昭電の強み
一方で、昭電は通信インフラの設計や災害対策に関する豊富なノウハウを持つ。雷や地震といった自然災害に対する対策を強化し、高い信頼性のある設備を提供できる実績がある。こうした専門性は、データセンターを運営する上で不可欠な要素となっており、両社によるシナジー効果が期待される。
共同開発の目指す未来
この共同開発により、都市部の遊休不動産を効率的に利活用することで、不要な土地の開発を抑制し、環境に優しい持続可能なインフラへと変革を進めることができる。さらには、データセンターの運営を通じて新たな雇用機会の創出にもつながるだろう。
新しい時代のニーズに即したデータセンターの形を模索する両社の取り組みは、社会全体のデジタル化を進める一助と成りうる。今後、この『パネルグリットデータセンター』の実用化が進むことで、より効率的で環境に配慮したデジタルインフラが実現されることを期待したい。
企業情報
みちびき株式会社
所在地:東京都港区新橋1丁目12-9 新橋プレイス8F
代表者:安川定伸
事業内容:データセンター企画開発、コンサルティングなど
みちびき公式サイト
株式会社昭電
所在地:東京都墨田区太平4丁目3番8号
代表者:太田光昭
事業内容:災害対策、ネットワーク機器の提供など
昭電公式サイト
この二つの企業が連携し、未来のデータインフラに貢献する姿を、私たちは期待して見守りたい。