音楽で心を繋ぐ新たな試み、Ensemble KOKOLOの誕生
フランスのリヨン国立歌劇場管弦楽団に所属するヴィオリスト、大矢章子が中心となる音楽プロジェクト「Ensemble KOKOLO」が、7月に初のイベントを開催します。このプロジェクトは、様々なバックグラウンドを持つ才能ある音楽家たちが集まり、音楽を通じて世界中の人々の心を繋ぎたいという思いをもとに立ち上げられました。
「音楽は人と人を結びつける力を持っている」と語る大矢氏は、世界中でコンサートや交流会を通じて多様な価値観を尊重しながら、愛と調和のメッセージを届けることを目指しています。彼女は「一人一人の存在がかけがえのない大切なものであることを伝えたい」とも述べています。
初のイベント『弦楽トリオで聴くJ.S. バッハ ゴルトベルク変奏曲』
記念すべき初イベントのタイトルは『弦楽トリオで聴くJ.S. バッハ ゴルトベルク変奏曲 シトコヴェツキー編曲 - 心と心を音楽で繋ぐ』です。経験豊富で個性あふれる3人の奏者による特別な演奏が聴ける機会です。クラシック音楽に馴染みのない方でも気軽に参加できる内容となっているため、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
イベント詳細
- - 日時: 2022年7月3日(日) 18時開場 / 18時15分開演 / 20時終演予定
- - 会場: 汐留ホール
- - 参加費用: 5,500円(税込)
- - 参加申し込み: ここから申し込む
演奏者紹介
ヴィオリスト:大矢章子
大矢章子は、桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、全額奨学金を得てオハイオ州立シンシナティ大学音楽院に入学。その後、ハンガリーのブタペスト・リスト音楽院で室内楽を学び、スイスのバーゼル音楽大学に進学しました。在学中からバーゼル交響楽団の団員として活動し、1997年からリヨン国立歌劇場管弦楽団のヴィオラ奏者として勤めています。彼女は2016年に再度帰国し、2022年にEnsemble KOKOLOを結成しました。
チェリスト:人見遼
人見遼は東京出身で、3歳からチェロを始めました。東京藝術大学を卒業後、英国ギルドホール音楽院で修士号を取得。NHK交響楽団での経験を経て様々なジャンルのアーティストと共演し、2017年からミュージックスクール「ダ・カーポ」で講師を務めています。
ヴァイオニスト:田中晶子
田中晶子は、これまで30カ国以上でソリストとして活動してきました。室内楽や協奏曲でも多くの著名なアーティストと共演し、国内外で活躍。才能教育を受けた彼女は、国内外でマスタークラスを行いながら次世代の指導にも力を入れています。
まとめ
音楽が持つ力を信じ、心を繋ぐ新しい可能性を広げる「Ensemble KOKOLO」。初イベントでは、彼らの情熱的な演奏を体験できる貴重な機会を提供します。音楽によって人々が結びつく瞬間を生で感じるために、ぜひお越しください。