弁護士ドットコム、新執行役員が就任
弁護士ドットコム株式会社は、2025年10月に新たに3名の執行役員・CxOを任命したことを発表しました。この新たな経営体制は、会社全体の成長及び社会への貢献を強化することを目的としています。新任されたのは、高橋弘法氏(最高情報アーキテクト)、杉田圭氏(開発本部副本部長)、前谷香介氏(最高法務責任者)の3名です。
新任執行役員のプロフィール
高橋弘法氏(執行役員 CIA)
高橋氏は中央大学の理工学部を卒業後、株式会社VSNで機械設計者としてのキャリアを始めました。その後、株式会社ワークスアプリケーションズでEC関連の開発に従事し、2013年に弁護士ドットコムに入社しました。執行役員 開発副本部長を経て、2025年には最高情報アーキテクトとしての役割を担います。彼は、組織内外の情報システムを整え、安心して使える環境を作ることに注力しています。高橋氏は、「生成AIによる情報の変化が進む中、正しい情報の設計が必要」と語り、会社としてのビジョンに基づき社会への貢献を目指す姿勢を強調しています。
杉田圭氏(執行役員 開発本部副本部長)
杉田氏はプライムSI系企業で20年以上の経験を積み、エンジニアやプロジェクトマネージャーとして活躍。最近の7年間はSaaS企業にてCPOを務めました。その経験を活かし、弁護士ドットコムに入り、プロダクトマネジメントや開発組織のマネジメントを行っています。杉田氏は、リーガルテック分野での成長に貢献できることを光栄だとし、チームとの連携を重視した経営に共感を示しました。
前谷香介氏(CLO)
前谷氏は慶応義塾大学からコーネル大学で法学を学び、2006年に弁護士登録。これまでファイナンスやM&Aを手がけ、数々の法律事務所での経験を経て、2024年に弁護士ドットコムに入社しました。彼は、最新技術によるリーガルテックの推進に尽力し、「法的サポートが必要な人々に寄り添う世界」の実現を目指しています。
経営体制の強化と未来への展望
新たに就任した高橋、杉田、前谷の3名は、それぞれの専門性をもとに弁護士ドットコムの確固たる成長を後押しすることが期待されています。生成AIの進化や社会の変化に応じて、効率的かつ持続可能なサービスを提供することで、多くの人々が法的サポートを受けることができる基盤を整えていくことが重要です。
弁護士ドットコムは、これからも「プロフェッショナル・テックで、次の常識をつくる」というミッションを掲げ、さらなる成長を目指して邁進していくことでしょう。会社としてのビジョンを実現するために、新たな執行役員たちがどのように取り組みを進めていくのか、今後の動向に注目が集まります。