新たな事故車修理見積もりシステム「Espart Pro」
事故車修理の見積もり業務がAIの導入により大きく変わろうとしています。コグニビジョンが提供する「Espart Pro」は、事故車両の修理費見積もりを自動で行う画期的なシステムです。現在、このシステムはトヨタ車の17車種に対応しており、将来的にはもっと多くの車種に対応することを目指しています。
Espart Proの革新性
「Espart Pro」は、従来の熟練した修理工が持つ知識と経験をデータとして蓄積し、AI技術を用いて新たな見積もりを行います。これにより、専門的な知識を持たない人でも、簡単に修理方法や費用を算出できるようになります。
このシステムは、事故車両の写真を取り込み、損傷箇所を指定することで、AIがこれまで経験や知識なしでは判断できなかった損傷の度合いや部分を特定します。指摘された内容を基に、アジャスターが持つ経験や専門的な情報から、適切な修理方法や見積金額が迅速に算出されます。
効率化への貢献
この「Espart Pro」を導入すれば、小さなダメージの場合、従来の見積もり作成にかかる時間が約30分から6分へと短縮される可能性があります。これにより、作業の効率が飛躍的に向上し、多忙な修理工場の助けとなることでしょう。
将来的な展望
今後は、トヨタ発のこのシステムが他の自動車メーカーや保険会社、さらに損保・共済、自動車修理工場へと広がっていくことが期待されています。また、海外展開も視野に入れ、より多くのユーザーに利用してもらえるよう努めていく方針です。
コグニビジョンは、引き続き最新技術を取り入れた新しい見積もりシステムの提供を行い、顧客の生産性向上に寄与していくことを目指しています。今後の「Espart Pro」の進展に大いに注目していきたいところです。
【トピックに関連するお問合せ情報】
報道関係者様は、コグニビジョン株式会社の広報担当までご連絡ください。
メールアドレス:
[email protected]