文京学院大学と徳成女子大学校の包括留学協定
この度、文京学院大学は韓国の徳成女子大学校との包括留学協定を締結しました。この協定は両校の交流を深め、韓国文化に関心を持つ学生や、韓国で学びたいと考えている学生にとって大きな支援となることを目指しています。
背景
文京学院大学の外国語学部の新井保裕准教授は、2022年度からゼミ学習の一環として韓国を訪れ、学生間の交流を実施してきました。昨年の8月には大学の学生が3週間の短期語学研修に参加し、間もなくして韓国政府からの委託を受けて、同大学が実施している「日韓共同高等教育留学生事業 学部短期課程」に新井ゼミの学生3名が日本人奨学生として選ばれ、実際に韓国に留学しました。これらの取り組みを通じて、学生たちは現地の文化や言語に直接触れる貴重な経験を得てきました。
協定の概要
新たに締結された包括留学協定では、以下の内容が定められています。
- - 協定の種類: 包括留学協定(センター間協定)
- - 締結日: 2024年9月2日
- - 署名者: 文京学院大学 国際交流センター長 Sandra Tanahashi、徳成女子大学 グローバル教育院ディレクター Yi Myung-Chan
- - 有効期間: 2024年から2026年の3年間
- - 締結内容: 双方の教育プログラムの向上を図るため、学術的及び専門的なスタッフと学生の体系的な交流を行い、教育指導や研究活動を通じて学生を育成することを目的としています。
協定式の模様
締結式は2024年9月2日に韓国の徳成女子大学校で行われました。式典では、グローバル教育院のYi Myung-Chanディレクターが「日本での台風被害に対する哀悼の意を表したい」と述べ、今後の交流に対する期待を寄せました。文京学院大学の新井准教授も「姉妹大学協定の締結や活発な交流を楽しみにしています」と語り、両校の関係の発展を強調しました。式典には、文京学院大学の外国語学部教授や在学生が参加し、徳成女子大学校の在学生とも直接交流し、互いの理解を深める機会となりました。
未来への展望
今回の包括留学協定締結により、文京学院大学と韓国・徳成女子大学校のさらなる交流が期待されます。両校の学生たちが、この協定を活かしてより多くの学びと経験を得られることを願っています。日韓の教育活動がさらに活発化し、お互いの文化をより深く理解する機会が増えることを心から祈っています。