細野晴臣の1982年リリースのアルバム「フィルハーモニー」から、海外でも人気の高い「スポーツマン」のヴィジュアライザーMVが公開されました。
このMVは、アルバムのジャケットアートワークを駆使したもので、細野晴臣の音楽の世界観を視覚的に表現しています。これまで「スポーツマン」のミュージックビデオは存在しませんでしたが、今回、新たに制作されたヴィジュアライザーMVは、同楽曲の魅力をさらに引き立てています。
また、DJ MOODMANによる「フィルハーモニー BIRTHDAY PLAYLIST」も公開されました。MOODMANは、細野晴臣の「フィルハーモニー」に影響を受けたであろう関連作品を、自身の幅広い趣向からセレクトしています。MOODMANは、プレイリストについて「『PHLHARMONY』と同時代を感じる楽曲を選びました。残念ながらサブスク化されていなかったのですが、Testpattern”Ring Dance”、Interior”Technobose”、上野耕路「負の覚書」などもぜひ。」とコメントしています。
この企画は、今年秋から始まる細野晴臣55周年プロジェクトの一環として、細野晴臣の音楽を若い世代に知ってもらうことを目的としています。細野晴臣の音楽の魅力を再発見できる、またとない機会です。
「スポーツマン」ヴィジュアライザーは、細野晴臣の公式YouTubeチャンネルで公開されています。MOODMANによるプレイリストは、各種音楽配信サービスで聴くことができます。ぜひ、この機会に細野晴臣の音楽の世界に触れてみてください。
細野晴臣について
細野晴臣は、1947年生まれの音楽家です。1969年に「エイプリル・フール」でデビューし、1970年には「はっぴいえんど」を結成しました。1973年からはソロ活動を本格的に開始し、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動しています。1978年には「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成し、歌謡界での楽曲提供やプロデュース、レーベル主宰者としても活躍しました。
YMO解散後は、ワールドミュージック、アンビエント、エレクトロニカを探求し、作曲、プロデュース、映画音楽など、多岐にわたる活動を続けています。