大田区でSDGsの実現に向けて副業を推進
大田区が新たに始める「SDGs副業」は、持続可能な地域づくりに貢献するために、副業人材を全国から募集するプロジェクトです。この取り組みは、地域社会の課題解決を目指し、町工場や商店街、HICity(羽田イノベーションシティ)などを中心に実施される予定です。特にアフターコロナ時代において、新しい働き方を模索する中で企業や団体がどのように変わっていくのか、その一翼を担うことが期待されています。
このプロジェクトの第一弾は、2021年8月にエントリーを開始し、選考を経て10月からプロジェクトがスタートする予定です。応募対象者は、大田区内外を問わず副業人材として地域に関わりたいと考える方々であり、SDGsに関心を持ち、地域の持続可能な発展に貢献する意欲のある方を歓迎します。オンラインでの活動が基本となるため、遠方からでも参加できるのが大きな魅力です。
プロジェクトの内容
スケジュール
- - 2021年8月:エントリー開始(本エントリー)
- - 2021年9月:選考
- - 2021年10月〜:プロジェクト開始(約3〜5ヶ月の予定)
参加方法
エントリーは専用フォームを通じて行います。先行エントリーに登録すると、プロジェクト詳細についての案内を優先的に受け取ることができます。このため、早めの申し込みが推奨されています。
報酬と契約形態
契約形態は雇用契約ではなく、個別に決定されます。また、謝礼も面談後に個別に設定されるため、参加者の条件や仕事内容によって柔軟に対応されるでしょう。
商店街活性化への支援
新型コロナウイルスの影響で商店街が受けたダメージは大きく、多くのイベントが中止され、人々の流れも減少しました。大田区商店街連合会では、この厳しい状況を打破するために新しい戦略を模索しており、約140の商店街の活性化を目指しています。このSDGs副業プロジェクトは、商店街の持続可能な発展に寄与するための新しい方法として期待されており、副業人材が持つ知見やノウハウを生かすチャンスと捉えられています。
地域の課題解決を目指す
一般社団法人ONE Xでは、「すべての人がコトを興せる社会」をビジョンとして掲げ、個々のパッションを活かす場を提供しています。大田区や塩尻市、茨城県などで地域の課題解決に向けた共創を進めており、ふるさと兼業のプラットフォームを通じて人材のマッチングや新たな事業開発を手掛けています。この活動により、地域の課題を解決し、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。
このプロジェクトは、大田区が実施する「データ活用による地域課題解決モデル事業」の一環として認可されています。地域に根差した新しい働き方を模索する人々にとって、SDGs副業プロジェクトは絶好の機会と言えます。興味のある方は、ぜひ先行エントリーに申し込んでみることをお勧めします。