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新たな食体験、ブラインドレストランが京都に登場

視覚を遮断された中での食事体験が楽しめる「ブラインドレストラン」が、12月10日より京都の株式会社むすびのでスタートします。この独特なダイニングコンセプトは、ニューヨークで生まれ、今や世界中に広がっています。

ブラインドレストランとは

人間は五感の大多数を通じて情報を得ていますが、その中でも特に視覚に依存しています。そのため、視覚を一切遮断することで、味や香り、食感といった他の感覚に集中できるという新しい形の食事体験が生まれました。暗闇の中でのダイニングは、まさに五感を使った食の冒険といえるでしょう。

むすびのの取り組み

このブラインドレストランは、社会福祉法人京都ライフハウスとの協力のもと、視覚障害者に対する理解を深めることを目的としています。むすびのでは、手話に対応できるスタッフが多く在籍しており、視覚障害者が心地よく過ごせるようなサポート体制が整っています。

食事の流れ

参加者は、アイマスクを着用したままスタッフに誘導され、自分の手も見えない真っ暗闇の中で食事を楽しみます。料理の味や香り、舌触りを味わうことで、通常は気づかない食の魅力を再発見できます。また、食体験を通じて「食」に対する意識を高めることが期待されています。

視覚障害者への理解を促進

このプログラムでは、視覚障害者が日常的に直面している問題を体験するコーナーも設けられ、参加者自身がその課題を体感できます。意識的に視覚を取り除くことで、配慮が必要な視覚障害者への理解が深まることでしょう。

料金とメニュー

参加費はワンドリンク付きで5,000円で、メニューにはオードブルやスープ、メインディッシュ、デザート、コーヒーが含まれます。ただし、メニュー内容は変更される場合があるため、事前に確認することをおすすめします。

むすびのの店舗情報

株式会社むすびのは、京都市伏見区にあり、築150年の古民家を改装して営業しています。4年前にオープン以来、地域の農家や猟師と共に食材の仕入れを行い、地元の魅力を発信しています。「むすびの」という店名は、京都の農家が持つ思いをお客様に届け、良縁を結びたいという願いが込められています。

このユニークなブラインドレストランを通じて、視覚障害者への理解を深め、他では味わえない食体験を楽しんでみませんか？ぜひこの機会を逃さずに参加してください！

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