標準化と品質管理全国大会2025
2025年10月14日(火)、東京・永田町の都市センターホテルにて「標準化と品質管理全国大会2025」が開催されます。主催は一般財団法人日本規格協会で、これは標準化と品質管理の関係者が一堂に会する年に一度の重要なイベントです。今年のテーマは「持続可能な未来社会をデザインする― 実現のカギはルールメイキングとデジタル革新」となっており、参加者には新しい視点や知識を得る貴重な機会が提供されます。
大会の内容
大会は午前中に基調講演、午後には個別講演やパネルディスカッションが行われる二部構成で、ここでは第一弾の講演者が早くも発表されました。講演者には、幅広い分野の専門家が招かれており、それぞれの専門的な視点からの講演が予定されています。
基調講演者のラインナップ
1.
藤田 俊弘氏(一般社団法人セーフティグローバル推進機構理事)
大阪・関西万博を通じた国際標準化連携について報告。次世代産業創成に向けた取り組みが語られます。
2.
佐藤 吉治氏(一般社団法人品質工学会代表理事)
現在の経営環境の不確実性を背景に、総合的品質管理(TQM)の重要性にスポットを当てた講演を実施。
3.
妹尾 義樹氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
AIの品質マネジメントに関する最新情報を発信、品質管理ガイドラインに基づいたアプローチが紹介されます。
4.
礒原 豊司雄氏(日本製鉄株式会社)
カーボンニュートラル2050に向けた鉄鋼業の挑戦とGXスチール市場について説明。
5.
伊藤 誠氏(筑波大学教授)
人の不適切な行動とそれに基づく未然防止のための根本原因分析(RCA)の重要性を解説。
6.
谷村 美奈氏(株式会社タカラトミー)
企業の理念を基にした「アソビに懸ける品質」とその社会的影響について共有されます。
地区大会の概要
また、2025年度の地区大会も全国各地で開催される予定です。地区大会では、参加者がさらに密接に最新の情報を事業環境に活かせる機会を提供します。詳細はお申込み時に確認でき、全国大会の講演動画も後日、無料で視聴可能という特典があります。
参加費用について
全国大会の参加料は、一般11,000円(税込)、維持会員は特別価格として1名無料です。グループでの参加も受け付けており、参加予定者が多ければ多いほど、互いの交流を深めることが可能です。
まとめ
全国大会及び地区大会は、日本国内での標準化と品質管理を進めるための重要なイベントです。この大会を通じて、参与者はより良いビジネス環境を作り出すための知見を得られることでしょう。産業標準化推進月間に合わせて、10月にはいくつもの刺激的なイベントが目白押しとなっていますので、参加予定の皆様には今からスケジュールの確保をお勧めします。
興味を持たれた方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!次世代に向けた価値のある情報が、ここで得られることでしょう。