会話AIロボット「Romi」と学研、共同研究をスタート
最近、株式会社MIXIが開発した会話AIロボット「Romi」と株式会社学研ホールディングスの情報発信が注目されています。この両者は教育分野において新しいアプローチを提供するため、共同研究を開始しました。そして、その成果を「EDIX東京2025」で初めてお披露目します。
共同研究の背景と目的
「Romi」は特に、小学生から高校生までの子供たちが楽しくプログラミングを学べる「シナリオエディター」機能を搭載しており、利用の幅が広がっていることが評判です。最近では、英会話やグループワークなど、プログラミング以外の分野でもその活用が注目されています。
学研は、教育事業での豊富な経験を活かし、教科書や教材、学習塾の運営など多岐にわたる教育ソリューションを提供してきた実績を誇ります。この両者がこの度の共同研究を進め、AIと教育コンテンツの融合を目指しています。特に、子どもたちの自発的な「学び」の可能性を引き出すことに重点を置いています。
共同研究体制について
MIXIは「Romi」へのコンテンツ実装を担当し、学研は学習コンテンツの提供と監修を行います。そのために定期的なミーティングを設け、研究と開発を重ねていく予定です。両社の知見を生かした効果的な学びを提供するため、共同で様々なアイデアを議論しています。
未来に向けた展望
今回の研究が進むことで、Gakkenの豊富な教育コンテンツを活かした「Romi」の新モデルが登場することが期待されています。将来的には、高齢者の生活支援やコミュニケーション分野にもこの技術を応用していくことが見込まれています。
EDIX東京2025での展示内容
「EDIX東京2025」では、会話AIロボット「Romi」の改良版を展示し、一部機能をデモとして体験する機会も設けられます。特に、Gakkenが運営する教育コンテンツサイト「学研キッズネット」の一部が体験できるようになっており、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」を引き出す科学に関するコンテンツが用意されています。具体的には、天候、宇宙、エネルギーに関連する学びが体験でき、子どもたちの興味を広げる助けとなるでしょう。
イベント情報
- - イベント名: EDIX東京2025
- - 期間: 2025年4月23日(水)~4月25日(金)
- - 場所: 東京ビッグサイト 南展示棟
- - 内容: コラボレーションモデルの展示、デモ体験
- - 参加方法: 主催HPからの無料来場登録
Gakkenの教育事業
学研ホールディングスは1950年から教育分野に携わり、多岐にわたる教育コンテンツを和割です。そして、「学研キッズネット」などのオンライン教育も展開し、時代に即した学びを提供しています。このような背景から、子どもたちの未来を切り拓く新しい取り組みが生まれているのです。
会話AIロボット「Romi」とは
「Romi」は手のひらサイズの会話に特化したロボットで、自然な会話が楽しめる点が特長です。他のロボットとは違い、独自のAIがいるので、その時々に応じた会話ができます。撫でると喜び、抱っこすると反応するなど、愛くるしい動きと表情を持っており、家庭内の新たなコミュニケーションツールとして期待されています。