GTN、仙台市に新支店をオープンし外国人支援を強化

GTN、仙台市に新しい支店をオープン

株式会社グローバルトラストネットワークス（GTN）は、2025年7月1日に宮城県仙台市に新たな支店を開設しました。GTNは、外国人向けの家賃保証や生活支援に特化したサービスを提供する企業であり、この支店を通じて、仙台市および東北地域での外国人の暮らしをサポートしていく方針です。初めは家賃保証という形からスタートし、徐々に多様な支援サービスを提供する予定です。

東北地方における外国人支援の重要性

東北地方では、外国人の入居希望者が増加している一方で、彼らが賃貸契約を結ぶ際には多くの課題が存在します。文化や言語の壁、保証人問題などがその主な理由です。そのため、不動産業界においても外国人を受け入れることに対して慎重な姿勢が見受けられます。しかし、宮城県は特に在留外国人が年々増加しており、2014年の16,274人から2024年には28,330人へとその数は約1.7倍に増加しています。

特に留学生や技能実習生、特定技能人材などの長期滞在者が多く、彼らが求める住環境の整備が急務とされています。仙台市自体も、外国人が居住しやすい環境づくりに力を入れており、国際的な交流を促進するための取り組みを進めています。

新支店のサービス概要

GTNの新たな東北支店は、地方の5番目の拠点として位置づけられています。家賃保証サービスを通じて外国人の受け入れを支援し、国籍や在留資格に関わらず柔軟に審査を行います。契約から入居後の生活まで、多言語対応で支援することが特徴です。

- 申込から審査完了まで最短24時間で対応
- 個別の信用情報や滞納リスクを即時に判定する独自システム
- 入国前や就労・在留資格に柔軟に対応
- 電気・ガス・水道・インターネットの開設サポート
- 23言語対応の24時間緊急電話サポート
- 案内文翻訳や通訳サービスなどの多言語支援

このようなサービスにより、不動産会社や管理会社の業務負担を大幅に軽減できる利点があります。

地域との連携による共生社会の実現

GTNは、地域との連携を強化し、東北エリアでの外国人支援の基盤を構築していくことを目指しています。不動産業者や企業、自治体と協力し、住宅提供だけでなく、生活支援や地域参加の仕組みを整備する計画です。現地の拠点を構え、GTNが持つノウハウを地域に届けることによって、「外国人が日本に来て良かった」を実現したいと考えています。

代表取締役社長の後藤裕幸氏は、「私たちGTNは、19年間培った外国人支援の知見をもとに、東北地域で安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいく。今回の東北支店開設は、地域共生を目指す新たな一歩」とコメントしています。外国人が「ここに住んでよかった」と感じられるように、地域の人々と共に新しい共生モデルを築いていく所存です。

GTN東北支店の情報

- 所在地：〒980-0013 宮城県仙台市青葉区花京院1丁目2番15号仙台ソララプラザ3階

会社情報

GTNは「外国人が日本に来てよかったをカタチに」という理念を掲げ、外国人向けの様々なサービスを展開しています。住環境の整備に加え、就職支援や通信サービスなど幅広いサービスを通じて外国人の生活を支援しています。社員の約70%が外国籍のメンバーで構成されており、文化や言語の違いを理解し、外国人の困りごとに対する解決策を提供しています。