洛星中学校・高等学校の探究プログラム、先駆的なモデルとして選出
京都市北区に位置する洛星中学校・高等学校は、学校法人ヴィアトール学園によって運営されており、教育の推進に力を入れています。この度、洛星を代表する探究プログラム「Rakusei Forge」が、一般財団法人三菱みらい育成財団の2026年度助成事業に採択されました。全国から436件の応募の中から84件が採択された中に選ばれ、3年間の資金助成を受けることが決定しました。これにより、洛星はパナソニックグループと連携し、高校2年生向けの社会接続型プログラム「SDGs Frontier Project」を新たに開始します。
洛星の探究の目的
「Rakusei Forge」は、大学研究を早期に体験させることにとどまらず、生徒にとっての「人生の素地」を育てることを狙いとしています。このプログラムでは、生徒は自分自身の問いを見つけ、主体的に解決に向けての課題設定から情報収集、整理・分析、まとめ・表現といった一連のプロセスを身に付けていきます。このプロセスを通じて、自らの「好き」や「なりたい姿」を見つけ、その力を活かすことを目指しています。
探究の過程は、多層的なサイクルを通じて情報を精査し、問いを立て、他者と協働しながら社会課題に挑戦していく中で生徒の「思考の筋力」を鍛えるものです。
SDGs Frontier Projectの具体的内容
新たに開始される「SDGs Frontier Project」では、生徒たちが実際の企業から提示されるテーマに基づいて、商品企画の探究を行います。本プロジェクトでは、企業として解決したいテーマを提供され、生徒たちはSDGsに関連した課題を解決するためのプロセスを学びます。そこで必要となる主体性、知力、発想力、コミュニケーション能力を駆使して、「自分たちなりの答え」を見出していくことを目指しています。
企業からも多層的なフィードバックを受けることができ,より実践的な経験を通じて、自主的な社会接続が促進されます。
洛星の探究プログラムの三階層構造
このプログラムは、次の三つの段階に分けて構成されています。
- - 基礎期(中1・2年生): 他者への共感力を育むために、世界を知るための情報収集法を学びます。
- - 充実期(中3・高1年生): 実際の企業人や大学との出会いを通じて、社会的視野を広げていきます。
- - 発展期(高2・3年生): 課題解決に向けた社会的解決力を身につけるために、実際の課題に挑みます。
組織と支援体制
洛星は、学校だけでなく同窓会や保護者会とも連携し、強固なサポート体制を構築しています。この「三位一体」の支援体制により、生徒が社会とつながり、自らの成長を実現するための力強いバックアップがあります。
生徒たちは、パナソニックグループから提示されるテーマ「高校生にヒットする理美容家電の商品企画に挑戦 - with SDGs -」に挑むことが決まっています。
今後の展望
今後、洛星は地元の企業との連携を拡大し、本プログラムを正規カリキュラムとして完全に定着させることを目指します。これにより、「エージェンシー育成」の新たな教育モデルを日本全国に広め、社会に貢献できる人材を育成していく方針です。
このように、洛星中学校・高等学校は、未来を見据えた教育改革に取り組む先進的な教育機関として、次世代を担うリーダーの育成に向けて大きな一歩を踏み出しました。