FPTと沖電気、グローバル戦略パートナーシップを強化する資本業務提携
沖電気工業株式会社(通称:OKI)とFPTジャパンホールディングス株式会社が、新たに資本業務提携を結ぶことで、グローバル戦略を一層強化することが発表されました。
提携の概要
この提携により、両社は中国におけるソフトウェア開発事業の共同展開を進めることになりました。FPTはその持つ広範な顧客基盤や先進的なICT技術、OKIは社会インフラを支える技術と豊富な経験を掛け合わせ、ビジネスの成長を加速させます。
具体的には、FPTはOKIの中国拠点にある「日沖信息(大連)有限公司」と「沖電気軟件技術(江蘇)有限公司」の株式を引き受け、共同で新しいソフトウェア事業を展開していきます。社名も「FPT OKI 大連有限公司」、「FPT OKI 常州有限公司」へと変更されます。
提携の背景
この取り組みは、OKIが「社会の大丈夫をつくっていく」という新しい成長を視野に入れた中期経営計画2025を始動させたことと関係があります。この計画では、海外事業の強化やグローバルパートナーとの連携を推進しています。
一方、FPTジャパンも、国際的なITサービスを提供する企業として、中国市場でのビジネス支援を拡大することを考えています。2024年には大連に新しい開発拠点を設立予定で、中国国内企業の支援やグローバル展開を見据えた事業拡大を図っています。
持続可能な成長を目指して
新たな提携を通じて、両社は持続可能なデリバリーモデルを構築し、開発体制の効率アップやリスク低減を狙います。また、FPTのグローバルネットワークを活用してOKIの製品やサービスを海外市場に展開することも視野に入れています。
さらに、両社は先進技術者の人材交流や、共同で進める事業のための経営人材の育成も重視しています。これにより新たなビジネスモデルを創出し、収益性の向上を図る方針です。
新体制の展望
この資本業務提携により、OKIとFPTジャパンは、グローバル競争において持続可能な成長を実現し、社会全体の発展に寄与していく目標を掲げています。両社の強みを組み合わせた新しいビジネス展開が期待される中、今後の成長戦略に注目が集まります。
会社情報
所在地:東京都港区
代表者:森孝廣
所在地:東京都港区三田
代表者:ド・ヴァン・カック
両社の連携によって、さらなる事業の発展と社会的貢献が期待されます。これからの動きに目が離せません。