イニシャルとアドインテが連携し新しい広告パッケージを開始

新たな広告手法「インフルエンサー投稿リテールブーストパッケージ」

株式会社イニシャルと株式会社アドインテが連携し、購買データを基にインフルエンサーの投稿を活用した新しい広告パッケージ「インフルエンサー投稿リテールブーストパッケージ」の提供を開始しました。

背景に見るマーケティングの変化

プライバシー関連の規制が厳しくなり、特に3rd Party Cookieの使用制限が強まる中、企業は会員データや購買データを活用してリテールメディア広告をどう進化させるかが重要になっています。イニシャルは、SNSを通じての消費者行動を新しい販売行動モデル「SEESAS」として分析し、これをもとに企業のマーケティング活動を強力にサポートしています。

提携の意義

今回、流通小売業のデータ活用に特化したアドインテと連携することで、イニシャルのインフルエンサー施策のノウハウと、アドインテが提供する「BRAND LOOP Ads」という国内最大規模のリテールメディア広告配信サービスを結合させることが可能となりました。これにより、年齢や性別、趣味などの基本的なデータに加え、過去の購買データに基づいて広告配信が行えるようになります。この施策により、商品との接点を増やし、購買意欲を高めることが期待されます。

「インフルエンサー投稿リテールブーストパッケージ」の詳細

この新パッケージでは、高い関連性を持つインフルエンサーを選び、YouTubeやInstagramなどで投稿を行います。投稿後は購買データを解析し、広告のターゲットを選定。その結果を基に投稿クリエイティブを第三者に配信します。特に小売が持つID-POSデータを利用することで、配信後に実際に購買に至ったかどうかの分析が可能になります。具体的には以下の流れで施策が進行します。

1. プロモーション企画：豊富なPR経験を基に、商品に適したプロモーション内容とクリエイティブを提案。
2. クリエイターの起用：ターゲット層に響くインフルエンサーを選定。このプロセスにより、高い認知効果が期待されます。
3. クリエイティブ制作：ターゲットに刺さるコンテンツ制作を行い、インフルエンサーのフォロワーにアプローチします。
4. 投稿 & 配信：制作したクリエイティブを選定したSNSプラットフォームに投稿し、第三者広告配信を実施。
5. 効果検証：販売店舗からの購買データを基に、実際の購買結果を検証し、PDCAサイクルを回します。