不動産業務の変革を目指す「プロップフォーム」の登場
不動産業界が抱える課題を解決するため、株式会社TranceTECH Capitalが開発した不動産DXクラウドサービス「プロップフォーム」が、2025年6月12日に正式にリリースされます。このプラットフォームは、賃貸オフィスの申込業務から審査までをデジタルで簡潔に行えるように設計されており、業務の効率化に大きく寄与することが期待されています。
「プロップフォーム」の主な特徴
「プロップフォーム」には、以下のような特徴があります。
1. スマートな申込・審査
スマホやPCから、オンラインで簡単に申し込みや審査が完了します。内見後すぐに申し込むことができ、テレワーク環境下でも業務が進めやすくなっています。
2. チャットによるスムーズなコミュニケーション
従来の電話やメールに分散していたコミュニケーションをすべてチャットに集約。テナントや仲介会社、管理会社との連絡がスムーズになり、履歴を残すことも容易です。
3. クラウドでの一元管理
申込に必要な書類はクラウド上に一元管理され、顧客情報と一緒に簡単に保存できます。この仕組みにより、保管や検索の業務負担が大幅に軽減されます。
「プロップフォーム」開発の背景
不動産業界では、申込業務が依然としてアナログな手法が多く、情報収集や書類提出に多くの時間を要することが課題でした。特に、物件やテナントの情報がデジタル化されていないため、審査業務も非効率的になりがちです。これらの問題を解決するために「プロップフォーム」は開発され、業務負担を軽減し、関係者全員がよりスムーズに不動産取引を進められる環境を創出します。
利用シーン
「プロップフォーム」は、賃貸オフィスにおける申込業務全般に利用できます。具体的には、以下のようなシーンでの活用が考えられます:
- - テナントがウェブ上で申込書を入力し、リモートワークでの対応も可能。
- - 仲介会社が申込書を管理会社にオンラインでシームレスに連携。
- - 管理会社が仲介会社からの申込情報を受け取り、入居審査をオンラインで実施。
- - 必要な書類をデータでアップロードし、契約後の書類もスムーズに管理。
さらに、テナント、仲介会社、管理会社間ではチャット機能を通じて、追加書類の依頼や賃貸条件の交渉が行えるため、業務がより効率的になります。また、入居申込書の内容をもとに、家賃債務保証サービスへの申し込みもWEB上で簡単に行えます。
今後の展望
「プロップフォーム」は、賃貸オフィスだけでなく、店舗や倉庫、住宅など、様々な不動産取引に対応するプリフォームを目指しており、電子契約サービスや業者間流通サービスなども展開する計画です。また、設計や施工の依頼、家具の購入、保険加入など、不動産取引に関わるすべてのプレイヤーが利用できるプラットフォームを目指しています。
会社情報
株式会社TranceTECH Capitalは、「トランスフォーメーションによって社会課題を解決し、新たな価値を創造する」ことをミッションに掲げるスタートアップ企業です。DX事業や保証事業を展開し、「プロップフォーム」や「トランスオフィス保証」などのサービスを通じて、新しいビジネスの形を模索しています。
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