バリューデザイン、タイに新たな決済サービスを展開
株式会社バリューデザイン(以下、バリューデザイン)は、タイ・バンコクに本社を持つValuedesign(Thailand)Co.,Ltd.が、Hua Hinインターナショナルスクールのカフェテリア運営を行うFresh Food Hospitality Co., Ltd.に対して独自のキャッシュレス決済サービスを導入したことを発表しました。この新しいサービスは、2025年8月に開始され、デジタル化が進む今の教育現場における効率化と利用者の満足度向上を目的にしています。
バリューデザインの提供するサービス
バリューデザインは、小売や飲食店を中心に約12万店舗に独自Payを提供しており、その中には日本をはじめとしてインドやタイのサービスも含まれています。特にタイ市場では、他のサービスと差別化されるように、LINEアプリを活用したCRM機能が搭載されたLINEミニアプリを通じて、顧客データの管理や分析を行っています。このアプローチによって、顧客に合わせた販促活動を行うことが可能となっています。
今年の5月時点で、タイにおけるバリューデザインのサービス導入店舗数は約830店舗に達しています。この中には、学校給食やカフェテリア、さらには日常の飲食店も含まれており、さまざまなニーズに応えています。
教育現場でのデジタル化
最近の教育現場では、デジタル化が急速に進展しています。それに伴い、学校のカフェテリア運営や給食制度にも効率化と利便性の向上が強く求められるようになりました。バリューデザインは、これに応じてHua Hinインターナショナルスクールのカフェテリアに対し、独自のサービスを導入しました。
このサービスには、独自PayとモバイルCRMサービスが含まれており、これにより生徒たちは簡単かつ便利に食事を購入できるようになります。また、学校側は生徒の購買データを分析し、より良いサービスを提供するための基盤を築くことができます。
Fresh Food Hospitalityの役割
Hua Hinインターナショナルスクールのカフェテリアは、オーガニックヘルスフードブランド「getfresh」を運営するFresh Food Hospitalityによって管理されています。このブランドは、「健康的な食事はアクセスしやすく、楽しく、そして地球に優しいものでなければならない」という理念の下に、学生たちに対して質の高い食事を提供しています。
「getfresh」は、ただ食事を提供するだけでなく、ウェルネスと持続可能性を中心としたダイニング体験を提供することを目指しています。このため、Hua Hinインターナショナルスクールの学生たちにも健康を意識した食事が提供されており、健やかな食生活を促進する役割を果たしています。
結論
バリューデザインが導入した新しいサービスは、急速なデジタル化の進展に応じたものであり、教育界においても新たな風を吹き込むことが期待されています。学校給食やカフェテリアにおける効率化と顧客満足度向上は、今後の教育システムにおいて重要な要素となるでしょう。バリューデザインの取り組みは、単なる業務の効率化に留まらず、学生たちにより良い食環境を提供するための重要な一歩であるといえます。