環境調和型素材の未来を探る「TRANSWOOD® with Prasus® 展」
環境への負荷が拡大する中、持続可能な素材への注目は高まっています。そんな中、hide k 1896株式会社と三井化学株式会社が共同で開催する「TRANSWOOD® with Prasus® 展 vol.01」が、2024年11月1日から2025年1月31日まで、東京都渋谷区のhide k 1896旗艦店で行われることが決定しました。この展示会は、環境調和型素材の可能性とその普及を目指し、さまざまな製品や開発品を紹介する機会となります。
TRANSWOODとは?
TRANSWOODは、工学博士である春日秀之氏が開発した「100年持続する素材」をコンセプトにした環境調和型素材ブランドです。この素材は、間伐材由来の木粉やセルロースマイクロファイバー(CMF)に、廃食用油を利用したマスバランス方式のバイオマス樹脂「Prasus」を組み合わせた複合材です。TRANSWOODの特徴は、製造過程でのCO2排出量とプラスチックの使用量を削減しつつ、リサイクルが可能な点にあります。
TRANSWOODは、2023年には「hide k 1896」のテーブルウェアへ導入され、今後は家具や建材、家電筐体、自動車内装部品など、さまざまな製品への適用が進められる予定です。持続可能な素材の開発が進む中、TRANSWOODの取り組みは注目されています。
Prasusの特性
また、展示会において重要な役割を果たすのが、三井化学が展開するPrasusです。これは、グリーンハウスガス(GHG)排出量を約60%も削減できるマスバランス方式によるバイオマス樹脂であり、国内で安定供給可能です。ISCC PLUS認証を取得しているため、そのトレーサビリティも確保されています。
展示会の詳細
「TRANSWOOD® with Prasus® 展」は、行われる会期が112月1日から2025年1月31日までの約3ヶ月間と、非常に長い期間に渡ります。土日祝日および年末年始は休館となるため、訪問を希望する方は事前に確認が必要です。
また、展示内容にはこれらの新素材を使用した製品群が並び、関心を寄せる多くの来場者に向けて、持続可能なライフスタイルへの提案がなされることが期待されています。
展示会への参加は予約制で、公式サイトから予約フォームが用意されています。「TRANSWOOD® with Prasus® 展」は未来の素材に触れ、環境問題について考える貴重な機会となるでしょう。皆さんの参加をお待ちしています。
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