近畿大学の公開講座 "釣って良し、食べて良し、ワカサギの新しい増やし方"と"不老・長寿は不可能ではない!?"
2025年5月31日(土)、近畿大学農学部が奈良県奈良市の道の駅「クロスウェイなかまち」にて、公開講座を開催します。このイベントは、農学部の学びを一般の方々と共有する機会として設計されています。通常の大学講義とはひと味違った、実践的かつ興味深い内容が紹介される予定です。
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講演内容
本講座では、農学部の水産学科准教授、亀甲武志氏と応用生命化学科教授、澤邊昭義氏がそれぞれ異なるテーマで講演を行います。
1. 「釣って良し、食べて良し、ワカサギの新しい増やし方」
講師の亀甲氏は、初心者から上級者まで楽しめるワカサギの生態とその魅力について語ります。ワカサギは氷に穴を開けて釣る魚として知られていますが、実は日本各地で手軽に釣れる身近な存在です。奈良県内のダム湖でも見かけられ、身近ながらも釣りの喜びを感じることができます。
亀甲氏は、ワカサギを効率的に育てる新しい養殖法についても深く掘り下げていきます。受講者は、実際にワカサギを釣り、食べ、育てるまでの流れを学べる貴重なチャンスとなります。
2. 「不老・長寿は不可能ではない!?」
次に、澤邊教授が老化のメカニズムとそれに関連する成分について講演します。老化に関する最新の研究成果や、長寿に寄与する可能性がある成分、例えば、ワインに含まれるポリフェノールやNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)などについての知識が深まります。
これは従来の老化に関する常識を覆すものであり、参加者は毎日の生活に役立つ情報を得ることができます。また、ワインの試飲は行われませんが、実際に老化と戦うためのヒントを提供してくれる内容が期待されます。
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開催概要
本講座は中学生以上を対象としており、参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。定員は午前・午後ともに40人となっております。
- 午前の部:9:50~12:15(受付9:30~)
- 午後の部:13:00~15:30(受付12:30~)
- - 場所:道の駅「クロスウェイなかまち」交流スペース
- - お問い合わせ先:道の駅「クロスウェイなかまち」TEL (0742) 93-5440(10:00~17:00)
興味のある方は、公式ウェブサイトまたはお問い合わせ先にて詳細をご確認の上、早めにご申し込みください。定員になり次第、申し込みを締切ります。
このイベントは、専門家による知識を直に体験できる絶好のチャンスです。ぜひご参加いただき、未来に向けた新しい知見を得てみてはいかがでしょうか。
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