ナリス化粧品が新たに導入した「会社指定休制度」の意義とは
株式会社ナリス化粧品は、全社的な休日を増やすことを目的とした「会社指定休制度」を新設しました。この制度は、心身のリフレッシュを図ることで社員の生産性を向上させることを目指しています。2023年度には6月19日が初の会社指定休日として設定され、土日と合わせて3連休となるこの取り組みは、社員からの期待も高まっています。
制度の概要と背景
ナリス化粧品は、今年度の会社指定休日を6月に設けることで、特に季節の変わり目に起こりがちな不調を予防する狙いがあります。来年度以降もこの特定の時期に設定される見込みです。今年度の年間休日は129日で、具体的には土日が102日、国民の祝日が16日となっています。このような制度を導入することにより、社員が心地よく働くための環境が整えられています。
先駆的な働き方改革の取り組み
1932年に設立されたナリス化粧品は、先進的な働き方の制度設計に力を入れてきました。1985年には産休・育休制度を導入し、男女問わず同様の待遇を提供する体制を整えました。この結果、男性社員の勤続年数は20年、女性は15.7年と、業界平均を上回る数字を記録しました。そうした実績が、社員の働きがいを高め、業務パフォーマンスを向上させる要因となっています。
社員の声
制度についての働きかけに対して、社員からは高評価の声が寄せられています。有給休暇と組み合わせて4連休を希望する声や、育児を担う社員からは、会社指定休日に子供を預けることができ、自分の時間を持ちやすくなるという期待が示されています。また、全社的な休みの日であれば他の社員が働いている状況を気にせず、安堵して休むことができるという意見もあります。このように、この制度は多様な働き方を支援し、社員のニーズに応えています。
人事部長の藤原亜紀氏は「リフレッシュする力が仕事のパフォーマンス向上に繋がる」とし、この制度を通じて魅力的な製品開発に結びつけたいとの意気込みを語っています。
働きやすい環境づくり
ナリス化粧品は、今回の制度導入にとどまらず、社員が自由に働ける環境を築くために様々な取り組みを行っています。たとえば、ノー残業デーの設定、フレックスタイム制度、時短勤務の導入など、多岐にわたっています。社員の声を反映し、働きやすい空気感を持つ会社づくりを続けているのです。
受賞歴と今後の展望
ナリス化粧品は、働き方の改善に関して数々の賞を受賞し、特に女性活躍を推進してきた実績があります。2018年にはForbes JAPAN WOMEN AWARDを受賞し、従業員の約61%が女性であることも強調されます。今後もこの流れを続けて、男性の育休取得を促進したり、管理職に女性を増やしたりすることで、持続可能な成長へとつなげていく予定です。このように、ナリス化粧品は、社員一人ひとりが生き生きと働ける環境を追求し、業界における働き方改革の先駆者としての役割を果たしています。