万引き防止に寄与する「NHVシリーズ」がJEAS推奨製品に認定

株式会社パトライトが提供するネットワーク制御信号灯「NHVシリーズ」が、工業会である日本万引防止システム協会（JEAS）から推奨製品として認証を受けました。この製品は、万引き防止対策の必要性が高まる中で有効なソリューションとして期待されています。

万引きによる被害額は年々増加傾向にあり、最新の調査では小売業における不明ロス額が約8,350億円、そのうち41.4%が万引きによるもので、被害額は3,460億円に達するとされています。この背景には、セルフレジや無人店舗の増加、組織窃盗団の台頭、さらにはネットオークションやフリマアプリを通じた転売の容易さなどがあります。

「NHVシリーズ」は、光と音声を駆使して危険を知らせるために設計されており、AIカメラや各種センサーと連携することが可能です。これにより、検知した情報を瞬時に光や音声に変換し、リアルタイムでの報知が実現します。メッセージの送信も行え、管理者に即時に通知することで、万引きを未然に防ぐ効果が期待されます。

加えて、ネットワークプロトコルへの対応、LTEを使用した通信、さらにはテキスト情報を音声に変換する機能など、多くの便利な機能が搭載されています。これにより、既存の放送設備とも連動し、館内放送としての利用も可能です。そのため、店舗の運営効率を高めながら、安全性も向上させることができます。

パトライトは、「光」「音」「文字」を活用することで、万引き防止だけではなく、入退管理や動線の見守り、さらには介護補助などさまざまな分野への応用を視野に入れています。このような取り組みを通じて「安全・安心・楽楽」をモットーに、社会への貢献を目指しています。

万引き防止を目的としたシステムの強化は必要不可欠と考えられています。JEASは、万引きの増加に対抗するため、関連企業との連携を強化しています。万引防止システムの普及や、各種業界団体と連携した情報共有などの取り組みが求められる中、パトライトの「NHVシリーズ」はその一助となることでしょう。

安全な店舗運営のための新たな技術の導入が、万引き防止においていかに重要であるか。その点を再認識させられる今回の認定を受けて、是非とも多くの方々にこのプロダクトの特徴と利便性を理解してもらいたいです。今後のパトライトの活動に期待が高まります。