ASUENE導入の効果
2025-09-03 13:23:58

切削工具業界の変革を促進する「ASUENE」の導入事例を紹介

切削工具業界の変革を促進する「ASUENE」の導入事例を紹介



アスエネ株式会社が提供するCO2排出量見える化・削減クラウドサービス「ASUENE」が、切削工具メーカーのオーエスジー(OSG)株式会社に導入されました。この導入によって、オーエスジーは国内外約80拠点におけるCO2排出量やカーボンフットプリント(CFP)の算定を効率的に管理する体制を築くことができ、全社的な脱炭素経営をスピードアップさせています。

オーエスジーの事業背景



オーエスジーは、世界で約30%のシェアを誇るタップの製造を行い、さらにドリルやエンドミルなどの高精度工具を30カ国以上で展開しています。航空・宇宙、自動車、半導体、医療など、多様な産業に欠かせない製品を供給しており、最近では脱炭素社会に対応するための新たな工具開発にも着手しています。

これまでオーエスジーは、省エネ法や温対法に対応するため、主要工場のエネルギー使用量をExcelで管理していました。しかし、国内外の約80拠点からのデータ収集は非常に煩雑であり、顧客からのCFP開示要請も増加していました。そのため、同社は脱炭素経営を強化するため、2024年には「カーボンニュートラルワーキンググループ」を設置することを決定しました。

「ASUENE」の導入がもたらす変化



オーエスジーが「ASUENE」を選んだ理由は主に2点あります。

1. 網羅的かつ精緻なCO2排出量の算定
オーエスジーには、約80拠点でのCO2排出量を包括的に算定する必要がありました。「ASUENE」は、スコープ1から3までの排出量を一元管理できるため、従来のシステムでは対応が難しかった顧客からのCFP開示要請にも柔軟に応えられます。

2. ユーザーフレンドリーな操作性と伴走支援
「ASUENE」は直感的なUI/UXを持ち、担当者の負担を大幅に軽減します。また、カスタマーサポートやQ&A機能を通じて、算定作業を効率的に進めることができる点も大きな魅力です。

今後の展望と企業戦略



オーエスジーは、中期経営計画「Beyond the Limit 2027」に基づき、2027年度までに2019年度比でのCO2排出量を20%削減することを目指しています。この目標の達成に向けて「ASUENE」を活用し、全社的な排出量データの見える化を推進していく予定です。さらに、製品ごとのCFPを算定することで、顧客にとっての付加価値も向上させます。

また、将来的には算定データを社外のステークホルダーに積極的に開示し、企業の信頼性向上や国際的な規制対応を強化していく方針です。オーエスジーの理念は「地球会社」であり、カーボンニュートラルの実現はその経営の柱となっています。

アスエネは、今回の導入事例を通じ、オーエスジーのGX・サステナビリティ経営を支援していくことを約束します。この取り組みは、切削工具業界において持続可能な未来を築く一助となることでしょう。


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会社情報

会社名
アスエネ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-10-5KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号

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