エイジフレンドリー補助金で健康経営を後押し
名古屋市にある株式会社PRO-motionが発表した新たなプログラムは、中小企業が従業員の健康を守るための強力な手段となります。エイジフレンドリー補助金を活用し、従業員の腰痛を予防・改善する取り組みで、最大100万円までの補助が受けられます。この施策は、企業の生産性向上と労働環境を改善することを目指しています。
補助金の拡充と目的
昨年度までこの補助金は、60歳以上の従業員がいる事業者のみが対象でしたが、令和6年度からはこの年齢制限が撤廃され、より多くの企業が利用できるようになりました。補助率も昨年度の50%から75%に引き上げられており、大きな経済的支援が期待できます。これにより、腰痛や肩こりなどの健康問題が引き起こす企業の損失を軽減することが狙いです。
日本における慢性的な健康問題として、腰痛が最も多く、労働者の約10%がこれにより仕事を辞めるリスクを抱えています。データによれば、1人の従業員が腰痛に悩むことによって、企業には年間約45万円の損失が生じるとされています。もし企業に100人の従業員がいる場合、その総損失額は驚くべき4500万円に達します。こうした損失を企業が最小限に抑えるためには、予防策を講じることが不可欠です。
エイジフレンドリー補助金の活用法
補助金を利用して実施可能なプログラムには主に3つのコースがあり、特に「転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース」が注目されています。これにより、専門的な指導を受けることで従業員が健康を維持し、腰痛のリスクを軽減することができます。アスレティックトレーナーや理学療法士など、身体の専門家が指導を行い、オフィス出張整体や健康セミナーも用意されています。
申請の条件は、1年以上の事業を継続し、労災保険に加入している中小企業であること。また、従業員の中に正社員はもちろんパートやアルバイトも含まれ、家族が働く事業者も対象です。これにより、企業の規模や業態に関わらず多くの事業者が利用の幅を広げることができます。
PRO-motionの強み
PRO-motionの代表である片浦聡司氏は、名古屋大学医学部を卒業した理学療法士で、健康問題に対して深い知識と豊富な経験を持ちます。彼の専門知識と、理学療法士、柔道整復師、アスレティックトレーナーなどから成るチームが、従業員の腰痛だけでなく、健康全般をサポートします。
PRO-motionでは、「身体の使い方を覚える」ことに重きを置いており、一度正しい使い方を身につけることで腰痛の再発を防ぎます。実際に、何度も腰痛に悩まされていた顧客が、3年間無痛を維持しているという成功事例もあります。身体の動かし方を理解し、痛みや動きづらさの問題を個別に分析し適切な指導を行います。
プログラムの詳細
A. 健康セミナー
従業員全員を対象にした座学セミナーで、腰痛予防や健康維持に必要な知識を伝えます。身体の使い方のテストなども行い、個別のストレッチやエクササイズを指導します。オンライン形式でも参加可能です。
B. オフィス出張整体
資格を持つ専門家が企業のオフィスへ定期的に出向き、整体や予防エクササイズを行います。従業員が整体やジムに通う手間を省くため、腰痛改善や再発防止に役立ちます。
C. 当ジムでのパーソナルコンディショニング
名古屋市にあるPRO-motionの施設にて、専属のトレーナーとともに個別のパーソナルトレーニングが受けられます。身体の分析を行い、整体とエクササイズを組み合わせることで、痛みの緩和を図ります。
事例紹介
『製造業A社』では、健康セミナーやオフィス出張整体、個別トレーニングを併用し、総費用133万円の内、100万円が補助金で負担されました。『歯科クリニックB社』でも、健康セミナーや出張整体を通じて、98万円中74万円が補助され、実質23万円の負担となりました。
申請サポートのご案内
補助金の申請手続きは複雑ですが、PRO-motionではその全過程をサポートします。具体的な計画書の作成や申請書類の準備など、一切をお手伝いいたします。企業の健康経営を実現させるために、ぜひPRO-motionにご相談ください。
本プログラムを利用して企業の健康経営を強化したい方は、気軽にお問い合わせをお待ちしています。ウェブサイトや電話でのお申し込みが可能です。