ヘリテージ・オークションズの快進撃
2025-07-23 12:33:33

ヘリテージ・オークションズ、2025年度上半期で過去最高の総売上を記録

米国最大のオークションハウス、ヘリテージ・オークションズの躍進



米国テキサス州に本社を構えるヘリテージ・オークションズが、2025年上半期の総売上高を9億6,200万ドル(約1,420億円)に達し、創業49年の歴史の中で最大の売上を記録しました。この成果は前年同期に達成した9億2,400万ドルをさらに上回るものであり、同社の勢いを示す結果となっています。2025年後半には、世界的に有名なコレクションや大型イベントが控えており、さらなる成長が期待されています。

記録更新の背景



ヘリテージ・オークションズの成功は、コレクターズアイテム市場において世界的なリーダーとして確固たる地位を築いていることに起因しています。CEOのスティーブ・アイビー氏は、同社が革新性と透明性を重視し、コレクターへのサポートを強化していることを強調しています。多様な商品カテゴリの拡充や新たなオフィスの開設を進め、次世代の顧客を引き寄せる戦略が功を奏しています。

オークションの各部門での成功



特に2025年上半期には、コミック&コミックアート、スポーツ、エンターテインメント、アメリカンアート、貨幣・コインの各部門が注目される成果を上げました。コミックオークションでは、1979年発行の『アメイジング・スパイダーマン』第194号のカバーアートが史上最高額の102万ドル(約1億5,020万円)で落札され、記録を打ち立てました。また、ウィンター・スポーツカード・カタログオークションでは、アレン・アイバーソンのNBAカードが70万1,500ドルで落札され、マーケットの関心をさらにつなげる結果となりました。

広がるポップカルチャーの影響



ヘリテージはポップカルチャーにも注力しており、アニメーションにおけるオークションも好調です。スタジオジブリや『AKIRA』などの日本のアニメ関連アートが高額で取引されています。これにより、多くの初参加者がオークションに興味を持ち、さらなる市場の拡大に寄与しています。

今後の展望



ヘリテージ・オークションズは2025年下半期に向けても期待が高まっており、ハリウッド関連のアイテムや有名スポーツ選手のサイン入りカードなど注目のオークションが控えています。特に、マイケル・ジョーダンとコービー・ブライアントのサインカードが出品予定で、その価格が注目されています。

顧客からのアクセス向上を目指し、ヘリテージ・オークションズは2024年に東京オフィスを開設し、日本語によるサポートを提供することもアナウンスしています。世界中のコレクターに向けた新たなステージへと進化しつつあるヘリテージ・オークションズに、今後も目が離せません。

まとめ



米国最大のオークションハウスであるヘリテージ・オークションズは、過去最高の売上を記録すると同時に、新たな顧客層の開拓にも力を入れています。これからもコレクターたちにとって魅力的なアイテムを提供し、さらなる市場の発展を期待しましょう。


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会社情報

会社名
Heritage Auctions Japan株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-23-1虎ノ門ヒルズ森タワー6階
電話番号

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