第3回国際男性デーイベントが成功裡に開催
2025年11月16日、東京・水道橋にて、看護師マッキーによる「第3回国際男性デーイベント」が行われました。今回のテーマは「パートナーと一緒に~男性更年期を乗り越えよう~」。タレントの熊田曜子氏や産婦人科医の高橋怜奈氏らも参加し、盛況のうちに幕を閉じました。
男性更年期障害の社会的意義
このイベントでは、現代社会における男性更年期障害についての認識を深めることを目的としています。最近、男性更年期障害によって日本の経済は年間1.2兆円もの損失を被っているとの報告があり、しかしながら医療機関を受診する男性はわずか0.3%にとどまっています。多くの男性が心身の不調を年齢のせいだと考え、悩みを抱え込んでいる現状を踏まえ、イベントが設けられました。
パートナーシップの重要性
また、受診のきっかけとして、パートナーからの勧めが多くなる傾向にあります。このことからも、男性自身の認識向上だけでなく、近しい存在であるパートナーの理解とサポートがどれだけ大切かが分かります。イベントは、医学的な知識と当事者の体験が交差する場として開催され、多くの参加者に新しい視点を提供しました。
満足度の高いイベント結果
約27名の参加者を対象にしたアンケートの結果によれば、イベント全体の満足度は100%に達し、ほとんど全員が「非常に満足」との評価を寄せました。特に50代・60代の男性たちにとって、有意義な経験だったことが裏付けられています。手書きの感想も多数寄せられており、参加者の関心の高さが伺えます。
各プログラムの評価
- - 第1部(医師セッション): 専門の医師による知見が得られ、多くの参加者から好評を得ました。
- - 第2部(看護師マッキー講演): 最も評価が高く、特に「非常に満足」とした参加者が多数いました。
- - 第3部(トークセッション): 熊田曜子氏のトークなど、実体験に基づいた話が共有され、非常に関心を集めました。
また、会場限定の健康チェック体験でも、参加者が握力測定などを通じて自身の健康状態を知ることができ、大変喜ばれました。
集まった参加者の属性
イベントには主に50代と60代の男性が中心として参加しましたが、全体の66.6%を占めています。一人での参加者が74%であったことからも、参加者が安心して交流できる環境が整っていたことが伺えます。また、参加者の多くは「看護師マッキー」のYouTubeチャンネルを経由して来場したとのことで、動画による情報発信の重要性も再確認されました。
参加者の生の声
参加者からの感想を抜粋すると、「専門医のリアルな意見が聞けた」「ながら運動の重要性を知れて良かった」「自身の健康数値に驚いた」など、多彩なフィードバックが寄せられました。これは、今後の活動における知識の普及や、さらなるイベント開催に繋がる貴重なデータです。
次回への期待
多くの参加者が「男性のメンタルヘルス」や「夫婦・パートナーのコミュニケーション」をテーマにしたイベント開催を求める声が上がっています。身体的な健康に留まらず、心の健康や家庭内の関係性にもフォーカスを当てる必要があると認識された結果です。今後のイベント展開において、こうしたニーズに応えられるプログラムを充実させていくことが期待されています。
協賛企業について
このイベントを支えてくださった協賛企業には、アンファー株式会社や医療法人社団天照会、その他多くの企業が名を連ねています。これらの企業との連携を通じて、今後も男性更年期障害の啓蒙活動を推進していく所存です。
まとめ
楽しい交流の場であり、かつ重要な知識を得ることのできた第3回国際男性デーイベントは、男性の健康への理解と関心を深める良い機会となりました。今後もこのようなイベントが継続されることを期待しています。