「母親の心」で育てる!宮崎県新富町 中村養鰻場の「新仔」うなぎが美味しさで話題に!
宮崎県新富町は、養鰻が盛んな地域として知られています。
その中でも、中村養鰻場は、長年培ってきた伝統と技術で、質の高いうなぎを生産しています。
今回、注目したいのは、中村養鰻場が愛情込めて育てている「新仔」うなぎです。
「新仔」とは、通常の養殖期間よりも短期間で出荷サイズに育つ、成長の早いうなぎのことです。
中村養鰻場では、「母親の心」でうなぎと向き合い、大切に育てています。
創業から50年以上、受け継がれてきた養鰻技術と、温暖な気候、良質な水質という恵まれた環境が、美味しい「新仔」うなぎを生み出しています。
2代目中村哲郎氏に聞く、養鰻への情熱
「こんなにやり甲斐のある職につけたことが幸せ。我が子のように育てたうなぎを美味しいと楽しんでほしい」と話すのは、2代目の中村哲郎氏です。
高校卒業後は上京し、養鰻とは全く異なる道を歩んでいた哲郎氏ですが、30代で養鰻の魅力に気づき、家業を継ぐことを決意しました。
「鰻は生き物なので、自分が行ったことに対しての反応がダイレクトに返ってくるのが楽しいです。」
と、養鰻の魅力を笑顔で語る哲郎氏。
試行錯誤を繰り返し、経験を積み重ねてきた哲郎氏は、今ではうなぎとのコミュニケーションを大切にし、その感覚を研ぎ澄まし、質の高いうなぎを育てることに成功しています。
「最初の5年は手探りの連続で、試行錯誤の毎日でした。しかし、7年目頃から時折成功することがあり、10年目から少しずつ感覚がつかめてきました。15年目には創業者である父親から『大丈夫だ』と認められたことが大きな励みとなりました。」
と、振り返ります。
「新仔」うなぎの特徴
「新仔」うなぎは、通常のうなぎと比べて、
骨が柔らかく、箸で切れる
身が柔らかく、口の中でとろけるような食感
* 若いうなぎならではの脂の乗りが良く、風味豊か
という特徴があります。
ふるさと納税返礼品としても人気!
中村養鰻場の「新仔」うなぎは、ふるさと納税の返礼品としても人気です。
「味鰻」として、蒲焼や白焼などの加工品が提供されており、消費者の方々と直接つながることができているそうです。
「新富町は養鰻が盛んな地域であり、ふるさと納税を通して全国の人々に新富町の存在を知ってもらえることが嬉しいです。また、養鰻を通じて農業についても知ってもらうきっかけになればと思っています。」
と、哲郎氏は語ります。
新富町の魅力を発信
新富町は、養鰻だけでなく、施設園芸が盛んで、年間を通して多彩な農作物が収穫される食と農の町です。
近年では、スポーツの街としても注目を集め、Jリーグクラブ「テゲバジャーロ宮崎」のホームグラウンドや、新富町フットボールセンターがオープンしています。
中村養鰻場の「新仔」うなぎをぜひご賞味ください!
「母親の心」で愛情たっぷりに育てられた中村養鰻場の「新仔」うなぎ。
その美味しさをぜひご賞味ください。