命を守るための水泳教室が開催！子供たちの安全を支える取り組み

命を守るための水泳教室が開催

大和ハウスグループに属するスポーツクラブNAS株式会社と明治安田生命が共同で、2025年7月24日に「スポーツクラブNAS西日暮里」にて子供向けの水泳教室を開催しました。本イベントは「水の事故から命を守る」というテーマのもと、近年増加している水難事故を減らすための取り組みです。特に、今回のイベントは2024年9月に締結された「健康増進および子どもの健全育成」に関する連携協定に基づく第一弾の活動として位置づけられています。

安全水泳の重要性

日本では、河川や海での水難事故が急増しています。多くの場合、事故は日常の延長で発生し、服を着たまま水に入ることで危険が増します。NASスイミングスクールでは、基本的な泳法を学ぶだけでなく、日常生活での安全を意識した「安全水泳」のカリキュラムを重視しており、子供たちには水に関する知識と自分の命を守るための技術を身につけてもらうことを目指しています。

イベント内容

水泳教室では、参加対象は3歳から小学生であり、保護者同伴が必要な年齢層も含まれます。プログラムの一環として、参加者は以下の内容を体験しました。

- 水辺での事故を避けるための心得の学習
- 服を着たまま入水することの危険性の体感
- 川や海に落ちた際の冷静な対処法
- 家庭にある浮き具代わりとなる物（ペットボトル、ランドセル、レジ袋、クーラーボックスなど）の利用法の体験

参加者からは「服が水を吸ってすごく重くなって、動きにくくてびっくりした」といった感想があり、実際の経験を通じて危険を理解する重要性が伝わってきました。親のコメントでも「冷静に対処することの重要性を学び、いざというときの対策ができた」という声が聞かれ、確かな教育効果があったことが伺えます。

明治安田の健康チェックイベント

また、同日には明治安田生命による健康チェックイベントも実施され、参加者は最新の機器を用いた様々な健康測定を体験しました。特に注目されたのが「ベジチェック」という健康診断で、LED搭載のセンサーを使って皮膚のカロテノイド量を測定します。この測定結果に基づいて、120段階の野菜摂取レベルや6段階の推定摂取量が表示され、楽しみながら健康意識を高める内容となっていました。また、握力計を利用した握力測定や笑顔チェックも行われ、参加者は健康への意識を再確認できた様子です。

スポーツクラブNASの理念

NASは1972年に設立され、全国のスポーツクラブやスイミングスクール、ホットヨガスタジオを展開する企業です。彼らの目標は「カラダだけでなく、ココロも明るく元気に。」というテーマのもと、地域社会とのつながりを重視し、誰でも楽しめるフィットネスの場を提供することです。

明治安田生命の貢献

明治安田生命は、140年以上の歴史を持つ生命保険会社で、「確かな安心を、いつまでも」という理念のもと、多様な社会課題の解決に向けて活動しています。健康寿命を延ばすことや地方創生に寄与することが彼らの使命であり、今後も持続可能で希望に満ちた社会の構築に貢献することを目指しています。

この合同イベントは、子供たちの安全と健康を守るための大切なステップとなり、今後の活動にも期待が寄せられています。