広島で迫力のあるVR作品を体感しよう
2024年8月14日から18日まで、広島市で開催される「ひろしまアニメーションシーズン2024」において、講談社VRラボによる「VR作品上映会」が行われることが発表されました。この上映会では、世界的に高い評価を受けているVR作品を無料で体験することができます。これは、VRアートの最前線を体感できる貴重な機会であり、多くの方々に楽しんでもらいたいイベントです。
講談社VRラボの紹介
講談社VRラボは、2017年に設立された新しいVRコンテンツ制作スタジオです。東京を拠点に活動しているこの会社は、デジタルアニメーションの最大手「ポリゴン・ピクチュアズ」の技術を活かし、独創的なVR作品を生み出してきました。これまでに数多くの映画祭で受賞し、その才能は国内外で高く評価されています。
上映作品の詳細
今回の上映会では、特に著名な二つの作品がフィーチャーされます。
1. 耳に棲むもの (2023)
この作品は、日本の作家小川洋子が原案を手がけ、山村浩二が監督を務めています。物語は、土を掘る少年の孤独さと彼に寄り添う音楽隊の物語です。彼の成長とともに収集される孤独な声と、再びコミュニケーションを取り戻す旅が描かれています。
2. Thank you for sharing your world (2022)
こちらは視力を失った少年が周囲の世界をどのように想像しているかを描いた作品です。タカシは、彼の豊かな想像力を使って色鮮やかな世界を感じ取り、日常を過ごしています。この作品を通じて、視覚のない世界の慈しみが感じられることでしょう。
開催情報
住所: 広島県広島市中区加古町4-17
- 2024年8月14日(水)~17日(土)10:00~17:00
- 2024年8月18日(日)10:00~15:00
特にありがたいことに、視聴は事前予約制で無料です。予約は公式サイトを通じて行えます。
ひろしまアニメーションシーズンとは?
「ひろしまアニメーションシーズン」は、メディア芸術部門の一環として、世界中のアニメーションを集める映画祭です。広島から世界に向けて、多彩なアニメーション作品を届けるこのイベントは、地域文化を盛り上げ、多くの人々に感動を提供します。
まとめ
この無料VR上映会は、アート好きやVR体験に興味がある方にはぜひ参加していただきたいイベントです。講談社VRラボの作品はただ見るものではなく、感じ、体験することができる新感覚のエンターテインメントです。ぜひこの機会に、広島でその魅力に触れてみてください!