三林憲忠会長受章
2025-04-30 13:30:14

ヤマモリ株式会社の三林憲忠会長が旭日中綬章を受章、輝かしい功績を称える

総合食品メーカー・ヤマモリ株式会社の代表取締役会長、三林憲忠氏が令和7年春の叙勲において「旭日中綬章」を受章しました。これは、社会のさまざまな分野での顕著な功績に対して授与される名誉ある勲章です。

三林氏は、1989年に創業されたヤマモリ株式会社の事業活動や、醤油業界・レトルト食品業界での多彩な取り組み、さらには三重県との産学共同や地域貢献を通じた功績が特に評価されました。1589年に始まった醤油醸造業が由来の同社は、130年以上の歴史を有し、常に変革を奨励し、時代に合った商品の開発に力を注いできました。

三林会長は1976年にヤマモリ食品工業株式会社(現在のヤマモリ株式会社)に入社し、1982年にはその4代目の社長に就任しました。彼は1988年にタイにおいて日本の醤油の製造・販売を開始し、アジアでの日本の食文化の普及に大きく貢献しています。また、タイ料理の加工食品の製造や日本への輸入にもあたるなど、国際的な事業展開にも積極的に取り組んでいます。

さらに、三林氏は業界全体の活性化を目指し、2002年からは三重県醤油味噌工業協同組合の理事長として組合員の経済的地位の向上に寄与し、全国醤油工業協同組合連合会の会長としても、組織強化や品質向上、環境問題への取り組みを行いました。このような彼の尽力は、醤油業界における重要な位置づけを確立し、多くの支持を得ています。

また、三林氏は地域の中小企業の振興にも力を注いできました。2002年から三重県中小企業団体中央会の役割を担い、中小企業や小規模事業者の組織化と活性化を推進し、2013年からは全国中小企業団体中央会の評議員としても活動し続けています。これらの経験は、地域経済の発展のみならず、全国の視点から中小企業の成長にも寄与しています。彼の尽力により、多くの中小企業が新たなビジネスチャンスを見出し、競争力を高めています。

受章に際して三林氏は「旭日中綬章」を頂いたことを光栄に思い、これは彼自身の成果にとどまらず、業界や関係者からの多大な支援によるものであると述べました。ヤマモリ株式会社は、「果てしなき夢を描き、満足を追求し続ける」を企業理念に、さらなる成長を目指しています。

これからも日本とタイ双方の素晴らしい食文化の架け橋として、企業活動を通じた地域貢献に努めていく意志を表明しました。

受章者プロフィール


三林 憲忠(みつばやし のりただ):1953年2月13日生まれ。1976年にヤマモリ食品工業に入社後、1982年から代表取締役社長、現在は代表取締役会長として事業を導いている。多くの業界団体での役割も果たし、経営者としての視点から業界の発展にも尽力している。1988年から始まったタイ市場への進出は、同社の国際的な基盤を築くきっかけともなり、今なお多くの成果を上げている。

ヤマモリ株式会社とは


1889年に三重県で創業し、136年以上の歴史を持つ老舗の総合食品メーカー。醤油醸造業という祖業を基に、数多くの技術革新とマーケティング活動を行い、常に顧客のニーズに応える取り組みを続けています。多様な商品の開発を通じて、地域と社会に貢献している企業です。


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会社情報

会社名
ヤマモリ株式会社
住所
三重県桑名市陽だまりの丘6-103
電話番号
0594-33-3860

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