27卒学生のインターン意識
2025-07-18 10:30:39

27卒学生のインターンシップ意識の変化と就活実態調査の結果

27卒学生のインターンシップ意識の変化と就活実態調査の結果



今年の夏、学生たちのインターンシップへの取り組み方が大きく変化していることが、株式会社ベネッセ i-キャリアが実施した「27卒学生インターンシップ、就活に関する実態調査」の結果から明らかになりました。この調査の対象となったのは、大学3年生と修士1年生の357名。彼らの意識や行動を深掘りしていきます。

インターンシップへの高い関心



調査結果によれば、インターンシップに参加した企業の選考を受けたいと回答した学生はなんと95.8%。この数字は、夏のインターンシップを通じて企業への関心を高めていることを示しています。選考を受けたい理由には「実際の業務を疑似体験できる」との回答が多く、参加企業に対して厳選する意向を持っていることも見えてきます。

エントリーと参加状況



インターンシップにエントリーする社数は、1社以上の回答が全体の80%を超え、これまで参加した社数が4社以上という学生も半数を超えました。これに対し、参加希望社数は「1社」から「4社」の回答合計が全体の40%となっており、前年と比較して増加しています。ここからは、多くの企業にエントリーしつつも、参加する企業は慎重に選ぶ傾向が加わりつつあることが伺えます。

早期からのキャリア意識



また、大学1、2年生時から「将来のキャリア」を意識して活動を行っている学生は42.3%に達しました。この数値は前年に比べて約5ポイントの増加を示しており、学生たちのキャリアへの意識の高まりを反映しています。活動内容には「働くイメージを持つため」「さまざまな仕事を知りたかった」といった具体的な理由が挙げられ、インターンシップを通じての理解が進んでいることがわかります。

就職活動の変革



今回の調査から見えるのは、インターンシップが学生にとって単なる経験の場所ではなく、実践的な学びとキャリア形成の重要なステップになっているということです。特に、夏のインターンシップの参加は、就活に向けた新たなターニングポイントともいえる存在となっています。こうした中で企業には、魅力的なプログラムやリアルな情報を提供する役割が求められ、学生たちの主体的な行動を支援するための取り組みが必要です。

まとめ



この調査を通じて、多くの学生たちが「はたらく」という行為に対するリアルな理解を深めていることが明らかになりました。彼らの積極的な姿勢は、これからのインターンシップや就職活動において、企業との関係を築く上で大きな影響を及ぼすと予測されます。今後の就活市場において、学生と企業がどのように相互に成長し合うかが、さらに注目されるべきポイントになるでしょう。


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