みずほリースとキューデン・インターナショナルが再エネ事業を共同推進
みずほリース株式会社(以下、みずほリース)と九電グループの株式会社キューデン・インターナショナル(以下、キューデン・インターナショナル)は、日本国内外における再生可能エネルギー(再エネ)事業の共同推進に関する覚書を締結しました。この取り組みは、両社が各々持つ専門知識と資源を活かし、持続可能な未来に向けた第一歩となります。
共同の目的と背景
近年、世界中で温暖化や環境問題への関心が高まる中、再エネ事業の重要性は増しています。みずほリースは、「中期経営計画2025」の中で「サステナブルな社会のクリエイター」として再エネ供給の向上を掲げ、積極的に取り組んでいます。また、キューデン・インターナショナルは、九電グループで蓄積された技術やノウハウを活かし、国内外で電力関連事業を展開しています。
この両社の協業により、再エネ事業の資本効率が向上し、持続可能な成長が期待されています。具体的には、みずほリースのファイナンスのノウハウと、キューデン・インターナショナルの海外ビジネスでの知見を結集し、共同投資を実施していく方針です。
中長期のビジョン
両社は、海外での再エネの拡大を目指し、電源供給や事業投資を継続的に推進します。この覚書に基づき得られる知識と経験を活用して、持続可能な社会を築き上げ、気候変動への適応と脱炭素の実現に貢献していくとしています。
みずほリースは、今後も外国市場での事業ポートフォリオを拡充し、再エネ関連の専門知識の蓄積を図る予定です。これにより、より多様なエネルギー供給源を確保し、環境負荷の軽減を目指す取り組みを強化していきます。
一方、キューデン・インターナショナルは、九州電力のグローバルなネットワークを利用し、アジア地域に特化した事業展開を進めます。様々なビジネスパートナーとの協業により、さらに事業の機会を増やし、2030年度には経常利益750億円の達成を目指しています。
まとめ
両者の連携は、ただのビジネスにとどまらず、地球環境に配慮した持続的な社会の形成に寄与すると期待されています。再生可能エネルギーの導入を加速させることによって、将来的には豊かな社会作りにも貢献することが見込まれます。企業間の協力を通じて、両社は未来の環境問題解決に向けて共に歩んでいく姿勢を示しています。
企業情報
みずほリース株式会社
- - 代表者: 中村 昭(代表取締役社長)
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門一丁目2番6号
- - 設立: 1969年12月1日
- - 資本金: 469億2526万円
- - 事業内容: リース取引や金融取引を中心に多岐にわたるサービスを展開。
- - 公式サイト: みずほリース
株式会社キューデン・インターナショナル
- - 代表者: 満吉 隆志(代表取締役社長)
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区薬院三丁目2番23号 KMGビル6階
- - 設立: 1999年8月2日
- - 資本金: 約623億円
- - 事業内容: 海外エネルギー事業やコンサルティング等。
- - 公式サイト: キューデン・インターナショナル